Sep 24, 2023

演奏会に居酒屋仲間が5人集結

 先週,所属しているオーケストラの定期演奏会があった。私の半世紀以上にわたる演奏史上,たぶんもっとも暑い日の本番だった。しかも,舞台では黒のスーツ。
 今回の特筆大書すべきできごとは,この比較的渋いプログラムの演奏会に,某繁華街の居酒屋Fでの知り合いが5人も来場してくれたことである。この店の1階カウンターは原則として1人客で,長年通っている人が多く,その大部分は顔見知りである。当然,平均年齢は高い。前にも演奏会のちらしを渡して2人ほど来てくれたことがあったが,5人というのは思いがけないことだった。
 なにぶん居酒屋での顔見知りというだけなので,本名を知らない人もいる。呼び名が決まっている人もいるが,そうでない人もいて,今回初めて来場したAさんに言及するときは,「いつも早い時間に来てあのへんに座る丸顔でメガネの…」などと言ったりしていた。Aさんの本名は発音のみ今回初めてわかった。
 もう一人,こちらは本名を知っているBさんは,今回3回目の来場。Bさんは画家だということはずっと前から知っていたのだが,10年以上前のあるとき個展の案内をもらって行ってみたら,実はもう押しも押されもせぬ日本画の大家なのだった。こんなすごい人と気軽に飲んでいたのかと遅ればせながら恐縮してしまった。
 あと,Cさんは今は主に在宅勤務のエンジニア,Dさんは市民ランナーで視覚障害者の伴走もしている。本名を知らないEさんには今回は事前に会えなかったが,ネットで情報を得て来場。
 演奏会の帰り,AさんとDさんは近くの焼鳥屋で飲み,Aさんはさらに本拠地のFでもう一杯飲んだとのこと。

 テノールのステファン・グールド氏が9月19日に死去,まだ61歳。8月に末期がんを公表し,引退したと聞いたばかりだったので驚愕。最後に聞いたのは今年1月のタンホイザー(新国立劇場)で,このときは特に異常を感じなかったのだが。
 その他聞いたのは,フロレスタン2回,オテロ,トリスタン,ローゲ(『ラインの黄金』),ジークムント,ジークフリート(『ジークフリート』『神々の黄昏』),いずれも新国立劇場。
 もう一人,作曲家の西村朗氏が9月7日に死去,69歳。新国立劇場の委嘱新作『紫苑物語』の初演(2019年)が印象に残る。

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Sep 17, 2023

名店「千登利」でふたたび/阪神/大&大fortnight

 池袋西口側の牛肉豆腐と焼きとんの名店「千登利」には,10年前ぐらいには2か月に1回かそれ以上のペースで行っていた。それが少し頻度が落ちていた2019年秋のある日,あれこの前もマスターいなかったなと思って,牛肉豆腐の大鍋の前に座るおかみさんに「今日はマスターはいないんですか」とまったく気軽に尋ねたところ,「実は去年の2月に亡くなったんです」という答えが返ってきて,言葉を失った。千登利は1949年の開店で,マスターは2代目,私より少し年上だった。
 翌年のコロナ元年(2020年)には3回行ったが,飲む回数が減ったこともあってその後なんとなくご無沙汰していて,先々週9月某日に3年ぶりで顔を出した。店の中はまったく前のままだが,カウンターの中に知った顔はいなかった。帰り際に,「おかみさんはどうしてますか」と聞いたところ,「実は去年の2月に急に亡くなったんです」と4年前とほぼ同じせりふが返って来て,大きな衝撃を受けた。マスターよりもっと急で,前日まで店でふだんと変わりなく働いていたのだという。後継者は決まっているので「当面われわれ従業員でがんばる」ということだった。
    [→参照 →参照

阪神の優勝 今世紀と前世紀
 プロ野球セリーグでは,阪神が9月になってから11連勝し,早くも14日に優勝が決まった。2005年以来18年ぶりで,阪急と阪神の経営統合後初の優勝である。
 ただし,この間,阪神はそれほど弱かったわけではない。この10年を見ると,5回も2位になっている。
 阪神で印象に残っているのは,1985年の優勝。このとき,阪神ファンの間で「20世紀最後や」という自虐ネタが広まった。しかし,それはジョークでは終わらず現実になって,次に優勝したのは2003年だった。

大&大fortnight 3回目は不発
 エンゼルスの大谷は9月になってからずっと欠場していたが,17日(日本時間),今シーズンの残り試合に出場しないことが正式に発表された。
 大谷の試合と大相撲が同じ日に生中継される「大&大fortnight」は,5月場所のときにはフルに楽しむことができた。7月場所のときは,米オールスターゲームがあったため同日のゲームは少なかったが,大谷の十分な活躍を見ることができた。今回,9月場所を楽しみにしていたのだが,結局大谷は全休。

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Sep 12, 2023

コロナ後初めていろいろ/バスケ,ラグビー――9月上旬日乗

 9月になってから,孫②⑤の家とコロナ後初めて宿泊をともなう旅に出かけた。7人乗れる車を借りて,運転手をつとめた。ちょうど台風がやってきたが,なんとか逃げ切った。
 帰ってからは,コロナ後初めてリアル開催された会合の幹事をつとめた。かつては毎年開かれていた会合だが,今回は4年半ぶりで,楽しい時を過ごした。やはり4年もたつとメンバーの家庭の事情にも変化が大きい。
 その他にも,コロナ後初めての行事の案内がいくつか来ている。

 その前8月25日からは,バスケットボールのFIBAワールドカップの日本代表の試合を堪能した。日本は,1次リーグのグループEで最初のドイツに敗れたあと,フィンランドに大逆転で歴史的勝利を飾った。その後オーストラリアに敗れて2次リーグには進めなかったが,17-32位順位決定戦で,ベネズエラにまた大逆転勝ちをおさめ,続くカーボベルデに勝ち,アジア1位となった。
 バスケットボールの試合は1日おきなので9日間に5試合とテンポが速い。東京オリンピックの女子バスケットに続く興奮の日々だった。

 9月9日にはラグビーのワールドカップがフランスで始まった。バスケットとは対照的にラグビーは最低中6日ということになっているらしく,参加20チームによる大会は10月28日の決勝戦まで7週間以上かかる。
 プールDに属する日本は10日にまず対チリ戦。これに42-12で快勝した。6トライを挙げたのでボーナスポイントもついて,勝ち点5を獲得。

 9日はサッカーの国際マッチデーで,日本はドイツと対戦して,なんと4-1で快勝。識者(→参照)によると「攻守ともに相手を凌駕して,勝つべくして勝った」とのこと。

 10日には大相撲9月場所が始まった。横綱・照ノ富士は休場,大関には豊昇龍が加わって3人になったが,他の2人はカド番。
 一方で,大谷は9月1日以降,ずっと欠場。12日にはスタメンとしていったん発表されたが,試合直前に欠場になった。

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Sep 01, 2023

「先生,学校で地震が」――関東大震災100年

 今日9月1日は,関東大震災から100年の日である。この30年弱の間に阪神淡路大震災と東日本大震災があったので語感が変わっているとは思うが,かつては「震災」といえば関東大震災のことだった。関東大震災というと東京下町の被害がよく語られるが,この地震の震源は相模湾なので,横浜や鎌倉,私の郷里・横須賀の揺れは非常に大きかった。
 前にこのブログに書いたことがあるが,当時,私の祖父は横須賀の尋常小学校の校長をしていた。9月1日,2学期の始業式を終えて帰宅し,まもなく昼食というときに地震が起きた。家と家族がとりあえず無事だったので,学校の様子を見に出かけようとしていたところ,学校の小使いさん(後の言葉では用務員さん,主事さん)が暑い中を走ってきて,「先生,大変です。いま学校で地震がありました」と言ったという。
 この話は,私が小学生のころに伯母たちから聞いた。伯母たちは30数年前のことをおもしろがって話していたわけだから,いま1980年代を振り返っているくらいの時代感覚になる。
 震災関連の資料を見ていると,街の復興はかなりの速さで行われたことがわかる。当時は木造平屋が大部分だっただろうから,急造の住宅は1か月ぐらいでできたのかもしれないが,それにしても土地所有者と住民の特定に始まって,資材の調達と運搬,人手の確保など,ネットはおろか電話もろくにない中で膨大な作業が必要だったはずだ。
 被災地域が広大な東日本大震災とは事情が違うが,東京は6年ほどで復興したと言える状態になったようで,1929(昭和4)年秋には「帝都復興展覧会」が開催されている。
 しかし,震災から22年後に,東京の街はふたたび焼け野原になってしまうことになる。

 久しぶりに車にガソリンを入れたら,1リットル191円だった。この40年で最高価格。

 8月31日,そごう・西武(セブン&アイHD傘下)の労組はストライキを決行,西武池袋店は「全館閉館」した。春闘などで各方面でストライキが行われていたころを知らない人たちにとっては,初めて見る光景だったことだろう。ストは,もちろん好きこのんでするものではないが,働く者にとって重要な権利であることは伝わっているだろうか。

 8月29日~31日,対PHI交流戦で,大谷はヒット4本,打点3。ホームランは1週間なし。

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Aug 27, 2023

再び甲子園&オータニッキ――慶応の優勝と投手大谷終戦

 高校野球は,21日(月)に準決勝があり,仙台育英学園高校(宮城)と慶応義塾高校(神奈川)が勝った。休養日を経て,23日(水)が決勝,仙台育英なら2年連続,慶応なら107年ぶりという最長ブランクを経ての優勝というおもしろい組み合わせになった。
 決勝は,慶応の先頭打者ホームランに始まり,慶応が終始リードを保って勝利,神奈川県出身者としては喜ばしい結果となった。ただし,107年前,当時の慶応普通部は東京の代表であり,神奈川代表の優勝は,東海大相模が2回(1970,2015),横浜高が2回(1980,1998),あとは湘南(1949),法政二高(1960),桐蔭学園(1971)が各1回である。これらの学校の中では,慶応は,小学校の同級生が行って以来卒業生に友人がけっこういるなどという縁があって,個人的にもっとも親しい存在である。
 優勝の翌日,慶応のメンバーは新幹線で帰ってきたが,学校での報告会や凱旋パレードはなく,新横浜で解散したという。初めて,今春開通の東急新横浜線で日吉まで乗り換えなしで帰ることができるはずだったのに。

 24日(木) 対CN 大谷はダブルヘッダー第1試合先発登板,1回表を無失点で終えたあと,1回裏44号2ランを打って二刀流全開。しかし,「腕の疲労」で2回1死で降板,打者としても退く。続く第2試合はDHで出場し,2塁打1本を打って,あ大丈夫なんだなと思っていたら,試合後「右ひじ靱帯損傷で,今シーズンはもう登板しない」という発表があった。
 その後,26日(月) 対NYMにはDHで出場し,千賀から2塁打,27日(日) 対NYMでも,2塁打・3塁打各1本,盗塁2を記録。打ってくれるのはいいが,投球に影響はないのか心配になる。でも,左打ちにしておいたのが幸いしているのかもしれない。

 甲子園が終わると夏の終わりだが,今年は同時に投手大谷の終わりを見ることになるとは思わなかった。ぽっかりと空白ができたが,一方で,バスケットボール,ラグビーのワールドカップが楽しみだ。

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Aug 20, 2023

甲子園&オータニッキ――8月中旬

◇8月14日(月)
 大谷は10日ぶりに41号ソロ,137m弾。

◇8月15日(火)
 台風の上陸が予想されたため,8月15日,東海道新幹線の新大阪―名古屋間,山陽新幹線の新大阪―岡山間が終日計画運休した。よりによって旧盆の最中の超繁忙期の全面運休という異例の事態である。飛行機も大部分欠航,在来線もかなり運休していて,ほとんど動きがとれない。
 この日の甲子園の高校野球も,3回戦4試合の予定だったが,前日の昼前に順延が発表された。中継するはずだったNHKは台風関連のニュース一色。
 テキサスでは台風の影響はないようで,大谷の試合は生中継中。しかし,大谷は完全に押さえられている。

◇8月16日(水)
 甲子園では1日遅れで4試合。
 テレビから「ヒガシオンナ」という言葉が聞こえてきた。あれ,「東男と京女」という言葉はあるが「東女」ってなにと思ったら,沖縄尚学高校の選手の名字が「東恩納」なのだった。
 同日,エンジェルスは対TEX。大谷が打席に立つと観客から Come to Texas コールがわき起こった。大谷は1安打のみ。
 新幹線は通常運行の予定だったが,かなりの規模で不通になり,午後になってようやく全面再開。
 飯守泰次郎氏が15日に死去したとのこと。82歳。初めて見た二期会の『魔弾の射手』のときは35歳だったことになる。最後は新国立劇場,2018年の『フィデリオ』(→参照)。

◇8月17日(木)
 高校野球を見ていたら突然画面が変わって,9時に予約していた大リーグ中継が始まった。その10分後,エンジェルスの2番DH大谷は2球目を42号ホームラン。久しぶりにリアルタイムで見た1本。

◇8月19日(土)
 出かけていてテレビを見られなかったが,昼過ぎになってスマホの速報を見たら,大谷のところに「安2 点4 本1」と表示され,「ワオ」と口に出してしまった。対TB戦で,2回に43号満塁HR,昨年5月に続く2本目。しかし,エンゼルスはその後追いつかれ,大谷は9回のサヨナラのチャンスには三振。延長10回に勝ち越されて敗戦。
 高校野球は準々決勝。神奈川代表の慶應義塾高校は逆転勝ちで快進撃が続いている。大谷の母校花巻東は,隣県の前回王者仙台育英に敗れた。

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Aug 13, 2023

Be Ambitious!――高校野球点描

 各地の祭りや花火大会が「4年ぶりに通常開催」されている。甲子園の高校野球も,全校そろっての開会式やフルサイズの応援団などが4年ぶりに復活した。今年の新機軸は,5回の後に「水入り」の休憩がある点。

 高校野球の4日目,8日の第1試合に,北北海道代表のクラーク記念国際高校が登場した。クラークという名はもちろん札幌農学校のクラーク博士に由来する。
 そして,その直後の第2試合に山形日大高校が登場するというおもしろい偶然があった。この日大山形の校歌は,なんと「ボーイズ ビー アンビシャス」という歌詞で始まるのである(この校歌のことは以前書いたことがある;→参照)。この日,日大山形は敗れて,試合後に校歌を聞くことはできなかった。
 勝ったクラーク国際の校歌には,校名も地名も一切出てこない。作詞・作曲は高石ともや。通信制で全国にキャンパスがある学校だから,地名が出てこないのは当然ではあるが。
 同校の応援ボードには「Be Ambitious!」と書いてあった。なるほど女子もいる学校だから Boys というわけにはいかない。

 同日,79歳の監督が率いる大垣日大高校(岐阜)が勝って,甲子園勝利監督の最年長記録を更新した。このチームの4番バッターは監督の孫。
 9日,鳥栖工業高校(佐賀)は,1年生ピッチャーが登板,その兄がキャッチャーだった。

◆オータニッキ
 エンジェルスは4日からのマリナーズ4連戦に4連敗,プレーオフ進出は遠くなった。大谷のホームランは40号以降は止まったまま。

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Aug 08, 2023

BEERYの日々

 5日(土)午前,そろそろブログの更新作業をしなければと思っていたら,体がなんとなくだるくなってきた。非接触式と従来型の2種の体温計で測ったところ,37度台の後半で,たぶん7,8年ぶり。平熱が低い身にはこたえる水準である。
 土曜午後の所属オーケストラの練習は欠席し,日曜午後まで寝たり起きたりで過ごした。水分をとるようにしていたので,しょっちゅうトイレに行った。月曜にはほぼ平熱になったが,ときどき37度寸前まで上がって,上昇する隙を狙われているような感じだった。この間,食欲はまあ普通にあり,飲み物は「ビアリー(BEERY)」(アルコール0.5%のビール風飲料)にした。
 明日午後は出かける用事があるので,今日も静養につとめなくては。

◆オータニッキ
 大谷は,8/4金 対SEA 先発登板し,4回無失点だったが,右手けいれんで降板。DHではその後も出場し,6試合ぶりの40号ホームラン。他に1安打,2四球。しかしチームは9回に逆転満塁ホームランを浴びて敗戦。
 エンジェルスはその後も連敗,大谷はヒットは打つがホームランはなし。
 5日,高校野球開幕。8日には大谷の出身校・花巻東が登場して勝利。



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Jul 31, 2023

完投・完封&3連発――7月下旬日乗

 先週,定期的な検査のため,猛暑の中,病院に出かけた。新型コロナウイルス感染症の5類移行後初めてで,入口の一方通行の区分がなくなり,受付でのコロナ関連の問診票がなくなっていた。マスク着用は求められた

 このときの検査のひとつに,「静的視野」の検査というのがある。3,4年前に初めてこの検査をするように言われたとき,同じ読みの別の漢字を思い浮かべてしまい,そんな検査があるのかと一瞬どぎまぎしてしまった。

 修理する車に傷をつけて傷を大きくするというとんでもない無法地帯だったB社。店の前の街路樹を除草剤で枯らしていたという疑惑も浮上。
 川越の地元居酒屋チェーン「大(ビッグ)」さん,同名ですが(?),めげずにがんばれ。

 今日で7月も終わり。暑いけれど,これからちょっと1泊でお出かけ。

◆オータニッキ
7/28金 対DETダブルヘッダー
 前日の試合が中止になり,この日は急遽ダブルヘッダーになった。平日のデーゲームで日本では未明の試合だったので生で見ることはできなかったが,朝の「プロ野球速報」を見て思わず「うわっ,すごい」と叫んでしまった。
 大谷はその第1試合で先発登板し,完投・完封,被安打わずかに1と,大リーグ移籍後最高のピッチングだった。打つ方ではノーヒットだったが,続く第2試合では,37号2ラン,38号ソロと連発と,超人的な活躍。さらに翌日,39号ソロを打ち,(前日途中交代しているため)3打席連続となった。

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Jul 27, 2023

ダックスフント/3連続生中継――7月下旬日乗

東京も暑い日が続く。26日は今年8回目の猛暑日だった。先週の居酒屋でやはり「暑いねえ」という話になったときに,受けたのは愛犬家のT氏の発言。曰く「ダックスフントは暑いだろうね」
23日,大相撲七月場所千秋楽。関脇3人の大関取りレースは予想通りおもしろかった。横綱・大関の休場(霧島は途中から出場)があったので,2人以上の大関昇進の可能性もあったのだが,結果としては,豊昇龍が「目安」をクリアして優勝し,文句なしで昇進することになった。
三賞は敢闘賞が6名という大盤振る舞い。前日には「4人は千秋楽に勝った場合に授賞」ということになっていたが,この4人がすべて勝ち,前代未聞の6名受賞ということになった。
千秋楽で,宇良―正代という「本名(名字)がしこ名」の2人が対決した。
これで,大相撲と大谷の試合が同日に生中継される今年2回目の「大大Fortnight」が終了。次は9月,このころ大谷はどうなっているのだろう。
25日(火)はエンゼルスの試合もなく,ぽっかりと穴があいたようだった。しかし,翌26日(水)は,エンゼルス,高校野球神奈川大会決勝,FIFA女子ワールドカップコスタリカ戦と続いて息つくひまもなかった。神奈川大会決勝は慶応―横浜戦で,地方大会なのにNHK総合で堂々の生中継,結果は慶応が9回に逆転3ランで勝ち,横浜の3連覇を阻んだ。

◆オータニッキ
7/22土 対PIT 先発登板 6回1/3 5失点 被ホームラン4 8勝目/ノーヒット3四球 吉田正尚はなんとア・リーグ首位打者に
7/24月 対PIT 36号ソロ
7/26水 対DET 最初,現地放送局制作の映像が届かず,3塁側スタンドのNHKのカメラ1台で中継された。これはこれで,観客の視線に近く,新鮮だった。

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Jul 21, 2023

エアコン交換始末

 この暑い中,エアコンがひとつ水漏れをおこすようになったのは先週のこと。冷房はちゃんと働いていたが,動かし始めて10分ぐらいすると,水が2~4秒の間隔でぽたり,ぽたりと落ちるようになったのである。気づいたら,真下の机の上の棚に置いたものが濡れてしまっていた。
 やむなく,まずは,水を受ける容器を設置して,エアコンは30分のタイマーをかけて使うことにした。幸いに,水が落ちる場所が1か所だったので,これでなんとかしのげた。
 実は2年前にも,別の部屋のエアコンが同様の状態になり,点検・配水管の掃除をしてもらったがまもなく「再発」したので,あきらめて新品に交換したということがあった。想定される使用期間10年を過ぎているので,こういうことが起きる可能性は高くなるということだった。その経験があるので,今回はもう最初から交換することにして,すぐに家電量販店に走った。

 いちばんたいへんだったのは,当該のエアコンの下とその周辺のものを片付けることだった。で,発注の6日後,午前中に知人の葬儀に出席し,あわただしく帰宅してまもなく,エアコン工事の人がやってきた。以下,詳細は省くが,いろいろな事情・状況からその日は工事ができず,その2日後にもできず,さらにその翌日になって,三度目の正直でようやく工事ができた。工事の人は当然エアコンの効かないところでの作業になるのでたいへんそうだなと思ったら,その作業服にはミニ扇風機が縫い込まれていた。屋外の室外機担当の人とはずっとスマホで連絡をとっていた。
 約1時間半後に,新しい機械から涼風が吹き出した。発注から10日目のことだった。

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 大相撲7月場所で,新大関・霧島が休場のあと再出場したが,元大関・朝乃山も,8日目から4日休場のあと,12日目から出場した。

◆オータニッキ
7/15土 対HOU 先発登板 6回0/3 5失点 被安打5 で負け投手/打撃では単打2
7/16日 対HOU 9回に33号ソロ チームは9回に同点,10回にサヨナラ
7/17月 対HOU 9回に34号ソロ しかし追いつけず,1点差負け
7/18火 対NYY 35号同点2ラン 3試合連続は2021/6以来
7/19水 対NYY 3塁打1本
7/20木 対NYY 4四球(うち1申告敬遠),1三振 エンゼルスはヤンキースを3タテ。

 エンゼルスで,キャベッジという名字の選手が14日にメジャー初昇格した。調べたら,本当に Cabbage(キャベツ!)という綴りだった。

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Jul 14, 2023

新大関 突然の休場→4日目から出場

 大相撲名古屋場所は,初日(7月9日)の昼になって新大関・霧島(霧馬山改め)のまさかの休場が発表されてびっくりしたが,4日目から出場してまたびっくり。しかも,入れ替わりに横綱・照ノ富士が4日目から休場となり,4日目は霧島が実質的な結びの一番での大関デビューを勝利で飾った(しかし5日目は負け)。
 一方,予想通りおもしろいのは,そろって大関取りをめざしている関脇3人の戦い。序盤5日を終えて豊昇龍,大栄翔が1敗,若元春が2敗で,最終盤まで脱落者が出ないことを祈る。この3人をすべて破っているのが前頭筆頭の錦木。錦木は照ノ富士にも勝ち,霧島にも不戦勝ながら勝っているので,関脇以上の全員に勝ったことになる。

 大リーグのオールスターゲームは12日にシアトルで行われ,大谷は2打席で1三振,1四球。今回はホームランダービーに出ていないし,ゆっくり休めたのではないか。15日にはさっそく先発登板予定。

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 郵便受けに,一辺16cmの正方形の真っ黒の紙が入っていた――題して「暗闇からの招待状」。通常9900円/月 のところ,14日間通い放題1100円とある。なんだか暗いところで体を動かすらしい。

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Jul 09, 2023

シーズン最後は『ラ・ボエーム』――新国立劇場

 新国立劇場の今シーズン(2022/10-2023/7)の最後の演目,『ラ・ボエーム』を先週見た。粟國淳氏のこの演出は2003年プレミエなので今回は20周年,第7次上演になる。前々回上演のときに書いたとおり(→参照)名曲にふさわしい名舞台で,毎回見ているが,何度見てもわくわくする。
 ただし,プログラムに掲載された演出家へのインタビューによると,装置を動かすタイミング(衣装を着た大道具係が人力で動かしている!)や照明の加減など,舞台効果の細部は再演のたびに変わっているとのこと。
 今回はミミ,ロドルフォのほか,ムゼッタ,コッリーネがイタリアからの来訪者で,ロドルフォ以外の3人は新国立劇場初登場。他の出演者も含めてそれぞれ役にはまって好演,ミミ,ムゼッタは見た目も華やかな美人だった。
 カーテンコールでは,初日でも最終日でもないが演出の粟國淳氏も舞台に登場した。父上の演出家,粟國安彦氏が活躍していたころの年齢に達しているはずだが,若々しい。

 終演後,客席フロアから出るドアの付近で,ステージを降りた粟國淳氏が向こうからやってくるのが見えた。すれちがう寸前に,他の人に気づかれないように私が胸の前で小さく拍手をしたところ,粟國氏は「ありがとうございます」と小声で応えてくれた。

◆オータニッキ
7/4火~7/6木 対SD 3連戦ノーヒット
7/5水 対SD 先発登板 5回0/3 5失点で敗戦投手 初めて連続ホームランを浴びる
7/8土 対LAD 1安打(単打) 敗戦
7/9日 対LAD 単打,3塁打,32号2ランHR,犠牲フライ しかし敗戦
 大相撲と大谷の試合の生中継が同日に見られる今年2回目の「大大 Fortnight」が今日9日から始まった。

[追記]
 と,上に書いたが,オールスターゲーム(12日)とその前後の休みがあり,エンゼルスの次の試合は15日(土)(日本時間)で,この日大谷は先発登板予定。


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Jul 03, 2023

六月下旬日乗――6人目

某日午後,1年ぶりに「千住の永見」へ。千住揚げ,カシラ・タン2本ずつなどをしみじみと。
某日夕方,孫⑥(6人目の孫,うちの第3子の第2子)が予定より少し早く誕生。3日後に面会にかけつける。上の子(孫④)と同じ病院だったが,孫④のときはコロナ真っ最中で面会は父親のみ短時間だったのに対し,こんどは祖父母もゆっくり面会できた。(→参照
上記孫⑥は,偶然,孫⑤(第2子の第2子)と2歳違いで同じ誕生日だった。で,某日曜日,プレゼントを持って孫⑤宅へ。その孫⑤は,上野の双子のパンダ,シャオシャオ,レイレイと2時間違いで生まれた。生まれたとき体重わずか 120g ほどだった彼らは,いま60キロと66キロだという。
某日午前,ふとんを丸洗いに出す。そのまま11月まで預かってもらうサービスつき。
某日昼前,お祝いの品や昼食を持って退院した孫⑥宅へ。2歳半上の姉・孫④は,初めのうち事態がのみこめず赤ちゃんに近づこうとしなかったが,半日たってやっと近づいてふとんを直したりするようになったという。

◆オータニッキ
6/28水 対CWS 先発登板 6回1/3 1失点 7勝目/
    27号,28号ソロ 4打席で3安打,2打点,1四球
    投球した試合で2本打ったのは初めて
6/29木 対CWS 3安打 しかし負け
6/30金 対CWS 9回裏に29号2ラン 2点差に迫ったが追いつけず
 7/1土 対ARI 30号ソロ 6月(現地時間)になんと15本
 7/2日 対ARI ノーヒット チームは4連敗
 7/3月 対ARI 31号ソロ デーゲームで,起きたら終わっていた。
 ――いや,すごいとしか言いようがない活躍。

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Jun 27, 2023

訃報 栗山昌良氏・平岩弓枝氏

 6月23日 オペラ演出家・栗山昌良氏死去,97歳。
 1980年代の二期会を中心に,見た演出オペラは計15回に及ぶ。『カルメン』『ヘンゼルとグレーテル』などのほか,山田耕筰『黒船』『香妃』,團伊玖磨『ききみみずきん』は貴重な経験だった。

 6月9日,作家・平岩弓枝氏死去,91歳。
 私にとってはもっぱら「御宿かわせみ」シリーズの作者であり,そのうち「江戸篇」34冊は2009年から10年に読んだ(→参照)。その後の明治篇は文庫で出るたびに読んでいるが,既刊6冊のうち最新の1冊は,作者の体調が思わしくなくて「その次」がなかなか出そうにないと聞いて,読むのがもったいなくて,買ったが未読である。
 かつて代々木八幡の近くに親戚の家があって,私はその周辺には多少なじみがあった。後に,平岩氏が代々木八幡の宮司の家の生まれであることを知り,勝手に縁を感じていた。

◆オータニッキ
6/24土 対COL ノーヒット2試合の後,25号ソロ チームは逆転負け
6/25日 対COL 25-1のお祭り騒ぎ(なんと打者一巡が2イニング連続)をよそに1安打のみ
6/26月 対COL 2安打1打点 打点アリーグ単独1位
6/27火 対CWS 26号同点ソロ チームはさよなら勝ち

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Jun 22, 2023

聖ヨハネ祭/得失点率差で

 6月24日は西洋では聖ヨハネ祭(St.John's Day),すなわち洗礼者ヨハネの祝日である。英語でのこの日の別名は midsummer で,要するに夏至であり,冬至の祭りと結びついたクリスマスと対になる。
 洗礼者ヨハネというのは,『サロメ』でヘロデ王の命令で首を切られるあの人である。キリストに(ユダヤ教の)洗礼を授けたから「洗礼者」(バプテスマ)と呼ばれ,キリストのいとこということになっている(もちろん,十二使徒の一人で福音書の著者とされるヨハネとは別人)。
 ヨハネ祭といえば,そう,『ニュルンベルクのマイスタージンガー』はこのヨハネ祭の日に行われる歌合戦と,その前日の物語である。この季節は,梅雨時の日本と違って非常にさわやかな季節であり,一方で,ヨハネ祭前夜(英語では Midsummer Eve)は,らんちき騒ぎの夜,魑魅魍魎の活躍する夜というイメージがある。『マイスタージンガー』第2幕も,シェイクスピアの A Midsummer Night's Dream もそれを下敷きにしている。
 (この項は,当ブログ2004年6月のエントリーを一部流用した。)

 プロ野球セパ交流戦は,横浜DeNAの初優勝で幕を閉じた。前回書いたように,今年は例にない接戦で,4チームが11勝7敗で並んだが,「得失点率差」でDeNAが1位になった。得失点率差というのは,
  (得点÷攻撃イニング数)-(失点÷守備イニング数)
で計算される数字だとのこと。
 最下位の西武は6勝12敗で,1位とはわずか5ゲーム差。昨年まで3回連続(2020年はコロナ渦で中止)で最下位だった広島は今年は9勝9敗の7位で,居酒屋仲間の広島ファンは「いやあ,御の字,御の字」と満足そうだった。

◆オータニッキ
6/18日 対KC 23号ソロ 試合は9-10で逆転サヨナラ負け
6/19月 対KC 24号2ラン 両リーグでホームラン1位,アリーグで打点1位,打率5位
6/21水 対LAD ノーヒット
6/22木 対LAD 投球は7イニングで失点1,被安打5,奪三振12と好内容だったが負け投手/前日に続きノーヒット

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Jun 16, 2023

訃報:斎藤昌子氏

 6月13日の新聞に,二期会のソプラノ,斎藤昌子さんの訃報が載った。6日死去,享年77歳。(媒体によっては「斉藤」と表記されていた。)

 私がオペラを見始めた70年代半ばから80年代前半の二期会で,斎藤さんはスーブレットを中心とした役で大活躍していて,エンヒェン(魔弾の射手),パパゲーナ,ブロントヒェン(後宮からの逃走),女狐ビストロウシュカなどを聞いた。演技力も抜群で,『後宮』では高橋大海氏のオスミンを手玉にとり,『天国と地獄』では立川澄人氏と共に喜劇をしっかりと支えた。

 プロ野球は,セパ交流戦が進行中。いつも交流戦はパリーグのチームがかなりリードして,1位のチームは勝率が8割に及ぶことも多かったが,今年は接戦になっていて,一時は上位5チームが1つ勝ち越しで同率首位だった。15日終了時点の勝率は1位が .667,最下位が .333。

◇オータニッキ
6/13火 対TEX 19号同点ソロ,20号勝ち越し2ラン
6/14水 対TEX 5打席で2安打3四球 全出塁
6/15木 対TEX 21号2ラン 打率は .299に (しかし敗戦)
6/16金 対TEX 先発し,6回2失点 降板後22号2ラン 打率 .301
         (日付は日本時間)

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Jun 12, 2023

「チラシ・ミュージアム」と「e国宝」/ベルリン・フィルの無料映像

 知人の日本画家に教えられて,美術関係の2つのアプリをスマホに入れてみた。
 ひとつは「チラシ・ミュージアム」。開催中およびこれから開催の展覧会のチラシが並んでいて,クリックすると詳細が示されるというシンプルなもので,もちろん,キーワード,開催日程,地域などによるいろいろな検索が可能。運営はイープラスなので,チケット購入サイトに跳ぶこともできる。
 ふだんは新聞に毎週出る美術展案内を切り抜いているが,これを補ってくれそうだ。
 もうひとつは「e国宝」で,4つの国立博物館(東京,京都,奈良,九州)と奈良文化財研究所が所蔵する国宝・重要文化財の画像・解説(日英中韓)を見ることができる図鑑アプリである。画像は高精細で,拡大すると細かい筆の跡も見えるし,立体の物についてはいろいろな角度からの写真がある。
 そして,私が知るのが遅かっただけなのだが,e国宝にはブラウザ版があり,スマホの小さな画面で見る必要はないのだった(→参照)。
 なお,アプリ名・サイト名は「e国宝」だが,ロゴでは「e國寶」と旧字が使われている。

 5月某日朝,ベルリン・フィルの配信サイト「デジタル・コンサートホール」から,ティーレマン指揮の『ローエングリン』第1幕への前奏曲を無料配信するという知らせが,メールで届いた。このサイト,私は登録はしてあるが購入したことはなく,いつも次の配信のお知らせのみ受け取っている。
 で,アクセスしてみたら,演奏会の冒頭で楽員代表がマイクを持って出てきて,「指揮者マリス・ヤンソンス逝去をいたんで,本編プログラムに先立ってこの曲を演奏する」という。あれ,ヤンソンスって,まだ生きてたっけと思って調べたら,2019年11月に死去していて,この演奏はその1週間後のものだった。なぜ今ごろなのかは謎。演奏は,追悼にふさわしくということか,悠然たるテンポ。
 その後メールをよく見たら,無料映像のお知らせが毎週のように届いていた。6月上旬に届いたのは,なんとアルゲリッチ,バレンボイムによるシューマンのピアノ協奏曲。ありがたく拝見した。

◆オータニッキ
6/10土 対SEA 17号2ラン 4の3/投球は5イニング3失点
6/11日 対SEA 18号2ラン


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Jun 05, 2023

『サロメ』の翌日『リゴレット』――新国立劇場

 新国立劇場の5~6月の演目『サロメ』『リゴレット』は,私の持っていたシリーズのチケットは両者は1週間間隔だったのだが,都合で後者を他の日に変更したために,2日連続の初台通いとなった。
 劇場入口の検温はなくなり,ホワイエでは飲食のカウンターが復活して,ほぼ「5類」前に戻った。
 今回,『リゴレット』は新制作(エミリオ・サージ演出)。舞台装置は抽象的だが,衣装は古典的で,歌手の動きにも(よくわからないところもあったが)特に変なところはなかった。歌もみな立派――特にタイトルロールのロベルト・フロンターリ。
 新制作の『リゴレット』と対照的に,エファーディング演出の『サロメ』(2000年4月プレミエ)は7回目の上演で,私がひとつの演出のオペラを見た回数としては最多である(2011年の上演については →参照)。今回は3列目の席だったが,1・2列目が封鎖というコロナ仕様がここだけ残っているので,実質的に最前列だった。見慣れたタマネギのようなテントは,最前列で見ると巨大だった。
 タイトルロールはルーマニア出身で,新国立劇場初登場。ある程度の年齢のようだが,声も顔もすっきりとして若々しい。「7つのヴェールの踊り」は,この演出のこれまでの上演では(少なくとも遠目には)最後は全部…だったが,今回は下○は保持。
 他の歌手も好演。ヘロデ,ヘロディアスは比較的穏やかな声で,なごやかな家族のような瞬間もあった。
 この2曲,これまで特に比較して考えたことなどなかったが,今回図らずも連続して見て気づかされたのは,初めて出会った男に夢中になってしまったために結果的に命を落とす少女の物語という基本部分が共通することだった。

◆オータニッキ
6/1木 対CWS 14,15号 いずれも2ラン


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May 31, 2023

『週刊朝日』休刊/セルフ・レジの進化

 かねてから告知が出ていたように,『週刊朝日』が月30日発売の号をもって休刊となった。『週刊朝日』は家でよく買っていて,子どものころからなじんでいたから,101年の歴史のうちの半分以上におよぶつきあいだった。大人になってからも週刊誌の中では比較的よく読んでいたから,通算ではもっとも多く買った週刊誌ということになる。
 朝日新聞社関係の雑誌では,『朝日ジャーナル』(1992年5月休刊),『Asahiパソコン』(2006年5月休刊 →参照)に続く休刊である。雑誌をめぐる環境の変化は激しい(週刊誌の部数の「法則」については→参照)。

 1982年のこと,ローマの空港の売店で,店員がバーコードを読み取るレジというものを初めて体験した。読み取る速さが新鮮だった。
 それから40余年,書店やスーパーでセルフ・レジに出会うようになったが,先日はユニクロのセルフ・レジを初体験。商品を雑多に入れたかごをそのまま所定の場所にどんと置くと,勝手にバーコードを読み取ってくれるのに驚かされた。

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◆オータニッキ
 5月28日,先発登板 6イニング投げ,勝っている状態で降板したが,そのあと逆転され,勝敗つかず。登板の後の試合ではいつも打撃好調なのだが,その後打撃は不調,打率は .263 まで低下。
 5月31日,CWS戦でようやく13号。

 

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