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Feb 11, 2005

雑誌6トンの重み

 最近のニュースの中で,東京・目白の木造アパートで,古雑誌の重みでの2階の6畳間の床が抜けた,というのがあった(→参照記事例)。ため込んだ本人(56歳の男)のケガだけですんだから,まあおもしろいニュースといってもよいと思うが,すごいのは雑誌が(ある記事によると)6トンもあったことだ。なにしろ,2階から落ちて雑誌の山に埋もれたのを救出するのに2時間もかかったというから,想像を絶する量だ。(1階の真下の部屋の住人は,天井がギシギシいうので警察に相談に行き,警官と共に戻ってくるところだったそうだ。)
 上記の記事では「救出の際に運び出した分だけでも高さ50センチに積んで幅1メートル,長さは約30メートル」というから体積は15立方メートル,ということは,高さ2メートルに積んだとして7.5平方メートル(たとえば2.5×3メートル)の床面積が必要である。6畳間は9.9平方メートルだから残りはかろうじて寝るスペースしかない。実際には押し入れなどにも入れていたのだろうが,それにしても雑誌の山に囲まれて,もしかしたら雑誌を敷き詰めた上に寝ていたのだろう。
 雑誌の中身は「昭和50年代後半からの「週刊プレイボーイ」「サンデー毎日」,さらに「少年ジャンプ」などの漫画誌や古新聞」だという。少年ジャンプなんて,一時は厚さ5センチにもなっていた。平均で4センチとすると,20年分ではそれだけで高さ40メートルとなり,高さ2メートルの山が20本になる計算だ。
 長期間にわたる雑誌を保存しておくというのは,スペースの高い都会では最高の贅沢である。中年になった「男おいどん」が雑誌の上で安眠する,という新しい漫画ができそうだ。

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Comments

 あっ、意外と普通の雑誌をためてたんですね、この方は。「レコ芸」とか趣味系の雑誌を期待してたんですが、違ってましたか!

Posted by: iio | Feb 14, 2005 at 05:22 PM

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