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Feb 22, 2005

オペラ秋の陣

 この秋,バイエルン州立歌劇場の来日公演の『マイスタージンガー』『タンホイザー』と,新国立劇場の『マイスタージンガー』公演が,同時期に重なることになった。
 9月から10月にかけての「重複部分」のスケジュールは次のとおり(等幅フォントで見て下さい。Tは『タンホイザー』,Mは『マイスタージンガー』):

       24 25 26 27 28 29 30 1 2
       土 日 月 火 水 木 金 土 日
 バイエルン T M     T M   T M
 新国立劇場     M     M     M
  (新国立劇場はその前14日,17日,20日,23日にMを上演する)

 つまり,29日と2日は,直線距離で1.9kmの渋谷(NHKホール)と初台で同時に『マイスタージンガー』が上演されるという前代未聞の事態となる(正確には,29日は4時からでまったく同時,2日はバイエルンが1時間早くスタート)。8日間に6回『マイスタージンガー』があるというのもギネスブックものではなかろうか。
 私は,やむを得ずすべて休日に行くことにしたため,1日Tと2日M(初台)が続くことになった(新国立劇場の休日シリーズ会員はMは2日に固定)。Mが連日というよりはよいが,バイロイトにいるわけじゃないし,もったいない話である。

 バイエルンのもうひとつの演目は,『マクベス』と同様に中世のスコットランドを舞台にした『アリオダンテ』(ヘンデル)である。まったく初めての演目で,ヘンデルのオペラも過去に1回見ただけである。
 その唯一のヘンデル体験は,もう四半世紀も前,1980年のベルリン州立歌劇場(当時は東ベルリン)の来日公演だった。そのときの曲目は『魔笛』『セヴィリアの理髪師』とヘンデルの『ジュリオ・チェーザレ』(当時の表記では『ジュリアス・シーザー』)で,予想に反して,この伏兵ジュリオがいちばん良かった。テオ・アダム,カサピエトラ,フォーゲル,ロレンツという東独のベスト・メンバーと指揮(!)のシュライヤーによる上演は,かなり大胆な演出(クレオパトラが半裸でシーザーを誘惑したりする)とあいまって,長丁場を飽きさせなかった。
 今回の『アリオダンテ』がその再来となることを,期待している。

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