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May 26, 2005

揚げひばり

 19世紀後半から20世紀にかけて活躍したイギリスの3人の作曲家のうち,エルガーには「威風堂々」,ホルストには「惑星」という「看板商品」があるのに対し,ヴォーン=ウィリアムズについては,まあ強いてあげれば「グリーンスリーブズによる幻想曲」ということになる。3人の中でもっとも小さな看板だが,実際は,オペラ5曲,交響曲9曲を残していて,作品目録は3人の中でもっとも充実している。

 そのヴォーン=ウィリアムズに,「揚げひばり(The Lark Ascending)」という曲がある。ヴァイオリン独奏と管弦楽のための美しい小品である。
 揚げひばりというのは歳時記にも春の季語として載っている言葉だが,私の場合,この言葉を見るとついつい油で揚げたヒバリを思い描いてしまう。揚げナス,揚げ餅,揚げ麩などからの「順当」な類推だと思うのだが。またスズメ焼きからの連想もあるかもしれない。

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