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Nov 24, 2005

Bravi! 『アンドレア・シェニエ』

 新国立劇場の『アンドレア・シェニエ』(23日)は,この劇場での経験の中でも屈指の名演だった。主役3人がそろって美声かつ好調で,タイトルロールのテナーが太っていたことを除けば,間然するところがない。
 特に,アルバレスの代役として登場したレイフェルクス。以前キーロフ・オペラの『ボリス・ゴドゥノフ』で脇役ながら大きな存在感を示して印象的だったのに,その後何度か登場したときにはあまり冴えなかった。それが今回は,最初のときの印象が幻ではなかったことを知らしめる好演だった。もう少し年かと思ったら,意外と若々しい。
 アルローの演出は,今日は詳しくは書かないでおくが,歯切れがよく,舞台と照明も美しかった。

 この公演は,このあと,26日17時,29日18:30,2日19時,5日14時と4回ある。行こうかどうしようかと迷っている方には,おせっかいながら,行くことをお勧めしたい。上演時間は休憩30分を含めて2時間45分ほどで,体力的にも楽だし!
 今月から来月にかけては,このアルローの演出のオペラが2本(もうひとつは『ホフマン物語』の再演)同時期に上演される。

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» 新国立劇場『アンドレア・シェニエ』(11/23) [オペラで世間話]
【演出家アルローの挑戦】  新国立劇場はヴェリズモ・オペラの名作、ジョルダーノの『アンドレア・シェニエ』を取り上げ、その演出にフィリップ・アルローを起用しました。  確かにアルローは、2003年11月に同じく新国立劇場で『ホフマン物語』を演出し、このときは『ホフマン物語』の3つの世界観をうまく描き出し、公演を成功に導きました。しかし、『アンドレア・シェニエ』はヴェリズモ色の強いイタリア・オペラ。果たし... [Read More]

Tracked on Nov 28, 2005 at 09:39 PM

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