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Jan 07, 2006

三都物語――(5) プラハからウィーンへ

◇大劇場
 プラハからウィーンへ移動の日となった。
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 朝,少しだけ時間があったので,「新市街」地域も見てみようと,地下鉄のムゼウム(博物館)駅で降りた。少し高いところに国立博物館のいかめしい建物がそびえ,町を見下ろしていた。
 国立博物館を背にしてちょっと歩いたところに,国立歌劇場があった。前日のスタヴォフスケー劇場を小劇場とすれば,こちらが大劇場にあたり,バレエや演劇も含めて幅広い演目が上演されるらしい。ただし,これも定員1058人である。
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◇雪の峠越え
 あわただしくホテルに戻り,チェックアウトして,ホレショヴィツェ駅へ向かう。中央駅と違ってこぢんまりしていて,かなりうらぶれた雰囲気だが,国際列車が発着するだけの風格を備えている。昼食用にサンドイッチなどを買い込む。

 ウィーン行きの列車は,定刻の10時26分に発車した。定員6名のコンパートメントで,真ん中の2席が空席だったので,そこにトランクを置かせてもらった。発車してまもなく草原となり,北海道ほどではないが,本州よりはスケールの大きな風景が広がる。やがてかなりの雪のある峠となって,列車は少しずつ遅れ始めた。オーストリア国境の前後でパスポートチェックがあり,EU共通のデザインのスタンプが押された。
 定刻より20数分遅れて,14時54分にウィーン南駅に着いた。E0512_2Wien_1

◇一時解放
 (3)で書いたように,ウィーンにはある程度なじみがあり,初訪問の土地の緊張から一時解放された。
 ホテルは,リンク北側からトラムで1駅のところだった。小さなホテルだが,プラハのよりは少しグレードが高い。少し休んでから,4時半を回ってもうすっかり暗くなった町へ出た。
 地下鉄の駅でまず市内交通の24時間チケットを買った。30年前に初めてウィーンに来たときは地下鉄はまだなく,町の中心部では大らかに露天掘りで地下鉄工事をしていた。今は,5路線が整備されていて,このうち,U1~U3が純粋の地下鉄,U4,U6は大部分高架の市街電車を市内鉄道網に組み込んだものである。

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