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Feb 06, 2006

三都物語――(13) 市内周遊

 ブダペストには,2泊したあと夕方出発なので滞在はまる2昼夜で,3都市のうちでもっとも時間がある。しかし,ちょうどクリスマス・イブだったために,予想外のことに遭遇することになる。E0512_3BP_06

◇バシリカ
 『コシ・ファン・トゥッテ』の翌朝,9時発の市内観光バスに間に合うようにホテルを出た。パンフレットでは市内観光バスは聖イシュトバン大聖堂(バシリカ)前から出発すると書いてある。しかし,大聖堂を1周しても,それらしいものは何もない。
 とりあえず,という感じで大聖堂へ入ってみたのだが,その壮大さに圧倒された。旧市内では国会議事堂と共にもっとも高い建物だという。祭壇ではクリスマスのミサの準備が行われていた。日本人の団体が来たので,ガイドの説明を少し離れて聞く。

◇寒風の丘
 地下鉄の乗換駅デアーク・フェレンツ・テール駅まで戻ったところ,広場に Budapest Sightseeing と書いたバスが止まっていた。日本語を含む12か国語イヤホンガイドつきの3時間の市内ツアーがまもなく出発だというので,乗ることにする。E0512_3BP_07

 30代ぐらいの男性ガイドが登場,非常にきれいな発音の英語・フランス語で説明が始まる。中学校で英語とフランス語の教師をし,休日だけガイドをしていると自己紹介があった。旧市街をゆっくり走り,英雄広場,ゲッレールトの丘,王宮で下車する手軽なコースだった。必見とされる国会議事堂は含まれないが,今日は閉まっているとのことで,どっちみち外からのみである。

 冷たい風に吹かれながら丘から川と街を見下ろす。川を挟んで西側の丘の上に城があり,東側の平地に街が広がっているという構造が,プラハと共通している。そのため,思い出の中でプラハかブダペストかが混乱し,結果としてプラハの印象が薄くなってしまった感じもする。E0512_3BP_08
 王宮では,オーストリア=ハンガリー二重帝国の皇帝としてのフランツ・ヨーゼフとエリザベートの戴冠式が行われたマーチャーシュ教会も見ることができた。

 出発した広場に予定通り1時に戻った。

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