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Feb 08, 2006

三都物語――(16) フィナーレ

◇普通の日曜日
 リスト博物館が休みというのは知っていたので他の所へというわけで,再び地下鉄に乗り,エステルハーツィ家のコレクションを中心にした国立美術館を目指した。昨日のガイド氏は,今日は「普通の日曜日」だと言っていたのだが,行ってみると扉は閉ざされていた。E0512_3BP_16

 しかたなく,トラム,バス,徒歩でホテルへ戻る。コーヒーを飲んで暖まり,預けておいたトランクを受け取った。

◇空港へ
 予定の4時半より少し早く,漢字で「……様」と書いたボードを持った運転手がやってきた。現地の交通のうち,最初と最後の市内・空港間の車だけは,ツアーの一部としてセットされている。(行きのプラハ着のときは,飛行機が遅れて利用できなかった。)
 もうすっかり暗くなった街を,車は空港へ走る。運転手は英語を話す人で,「こんどは夏に来たい」と言ったら,「いや,夏は暑いよ」という。データでは真夏の平均気温は21度ぐらいなのだが。
 30分足らずで空降着。残ったハンガリー・フォリントをユーロに交換してから(日本円はなかった),チェックイン。こぢんまりした免税店でハンガリーワインを仕入れた。

◇意気阻喪
 以後,ほぼ予定通りで,パリ・シャルルドゴール空港で乗り継ぎ,日本時間の翌日夜7時に成田に到着した。結局,都市間の交通で遅れなかったのは帰りの日本への飛行機だけだった。
 成田で飛行機から出てきたカミさんのトランクは鍵がこわされ,中が荒らされていた。荒らされていたが,何も盗られていなかったのは,泥棒氏が,あまりがらくたばかりなのですぐ意気阻喪したに違いない。それでもいろいろな手続きに,思わぬ時間がかかった。
 スカイライナーで9時半上野着。その12時間後には出勤していた。
    (このあと,少し「補遺」を記す予定)

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