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Jun 06, 2006

人口37万人の町ボローニャのオペラ

 ワールドカップ本番前最後の親善試合の相手をつとめてくれたマルタ共和国は,人口39万人だそうだ。

 あれ,これに近い数字をごく最近見たな,と思ったら,4度目の来日公演中のボローニャ歌劇場のプログラムでだった。ボローニャ市の人口は37万人であり,定員約1000人の Teatro Communale では年間8つぐらいのオペラが計50公演ほど行われているという。
 もちろん,ボローニャ市内だけではなく,周辺地域からの客もいるのだろうし,観光客も来るだろうが,それにしてもこれだけの規模のオペラを数十万の人口で支えていくのは容易ではなかろう。
 しかも,質的にも相当なものである。今回の日本公演は,フローレス,アラーニャ,クーラという旬のテノールに加え,ボンファデッリ,デッシー,グレギーナという名花が競う豪華版で,これだけ揃うのはまあ超よそ行きモードだが,かといって,決して単に金でかき集めたわけではない。みなボローニャには縁のある人たちであり,劇場が若い人材を発掘し,育ててきた実績が,貴重な蓄積となっているようだ。これは,現地での公演予定に,しばしばかなり名のある人が登場していることでもわかる。

 6月3日は今回の初日で,『連隊の娘』(ドニゼッティ)が上演された。『連隊の娘』は初めて見る演目だった。
 ボローニャ,メトが集中する恐怖の(?)オペラ月間の開幕である。

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Tracked on Jun 06, 2006 at 02:30 AM

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