銀河の旅
先日,大阪に行き,最終の「のぞみ」でその日のうちに帰ることにしていた。ところが,大阪駅の券売機に行ってみたところ,もう東京までの指定券は発売していない時間になっていた。
「のぞみ」の登場によって,新大阪発東京行きの「ひかり」の最終が30分近く遅くなった。そのころは「まだのぞみがある」などと言ってぎりぎりまで大阪にいたりして,最終の時間をよく覚えていたのだが,このところ京都から乗ることが多かったので,京都発の時間と勘違いしてしまっていたのである。
翌日の用事は午前中なので,始発の新幹線では間に合わない。それで,数秒考えたすえ,寝台急行「銀河」に乗ることにした。下りの「銀河」には2回乗ったことがあるが,上りは初めてである。
発車は22:22,東京には朝6:42に着く。地下街の端の方の明石焼の店で少し飲んで時間調整をし,発車15分前にホームへ行った。当然,今日最後の長距離列車だった。ホームは,電車区間のまだ混雑しているホームとは少し離れていて,うら寂しい雰囲気だった。
発車7分前ぐらいになってようやく,客車2段式の6両編成の列車が入線してきた。車両はややくたびれているが,一応の風格がある。
発車してすぐにシーツを敷き,浴衣に着替えて寝酒の態勢になった。
私の席は下段で,ボックスの4席のうち,向かい側は京都で客が乗ったが,上段2つは空いたままだった。廊下を少し歩いて見たところでは,ベッドの稼働率は50%弱ということろだった。
4時過ぎにトイレに起きたとき,となりのボックスの若い男が廊下の窓の下にある折りたたみ式の椅子に座って外を見ていた。確証はないが,鉄道ファンなのだろうと思った。
6:18 横浜着。まだ暗い。今日午前中の用事はこちらの方面なのだが。横浜到着前のアナウンスの乗換案内で,最初が京浜急行だったので一瞬「あれ?」と思ったが,これは1番線から順に言っているためだろうと推察した。
6:35 定刻に品川に着き,下車。予定外の夜行列車の旅を終えた。
