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Feb 18, 2007

銀婚オペラ『ダフネ』

 2月10日は結婚25周年の記念日だった。これを自ら祝って,その当日夕方,二期会公演『ダフネ』(リヒャルト・シュトラウス)に出かけた。チケットの申込みの電話では,同じ作曲者の『ダナエの愛』と一瞬混同して,「『ダナエ』お願いします」と言って,相手を絶句させてしまった。
 5年前の20周年(陶婚式 china wedding というらしい)は,ちょうどベルリン州立歌劇場の「リング」サイクルの3日目『ジークフリート』の日だった。このときは他の都合で第3サイクルにしたのだが,記念日が一応ハッピーエンドの『ジークフリート』の日になったのはうれしい偶然だった。(しかし,4日目は『神々のたそがれ』だから,その後たそがれてしまうことになるのかも,と思ったりもした。)

 『ダフネ』は日本初演で,『ジークフリート』とは対照的に1幕もので,上演時間は105分ほどだった。だいたい『サロメ』の規模に戻ったことになる。
 演出はコンテンポラリーダンス畑の女性で,舞台には女性ダンサー5人が登場した。そのうちの「メインダンサー」の人は,最初と最後に長く動きの激しいソロを踊った。序奏ではタキシードのような服だったのに対し,最後のときはかなり肌を露わにしていたが,「鍛え抜かれた」というべきであろうその身体はガリガリにやせていて,正直言って目に心地よいものではなかった。
 ただし,全体としてはダンスは,空中遊泳などアイディア豊富で,非常におもしろかった(うるさいと感じた人もいただろうと思うが)。
 歌はなかなかの水準。ベテラン歌手がギリシャ神話の「青春ドラマ」を歌うのは事前にはちょっと心配だったが,福井さん,釜洞さんとも十分に若々しかった。

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Comments

銀婚、おめでとうございます。(^_^)
そのカップルなりのいろいろな思い出が蘇ってきますね。わたし共は昨年でした。
Dafne というのはずいぶん前、Sawallisch 氏がいた頃に上演した記憶があります。
また、ミュンヘンで住居捜しをしていた頃、ほんの一週間ほど住んだところが Dafnestrasse でした。(^_^)

Posted by: 【篠の風】 | Feb 18, 2007 at 04:24 PM

さっそくコメントありがとうございます。結婚も子供3人の誕生も,ほぼうちが1年後のようですね。いちばん上(うちは男ですが)が少し離れたところ(バイロイトよりは近いと思いますが)にいるのも同様。
『ダフネ』の後は,子供たちと両方の母親を招集して食事をしました。

Posted by: 家主T IIZUKA | Feb 21, 2007 at 10:50 PM

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Tracked on Feb 18, 2007 at 10:13 PM

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