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Apr 15, 2007

桜と飛行機

 「恒例」の春の一人文化の日(参照 →05, 06),今年は上野の東京国立博物館で「レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像」展(参照 →ここ)を見た。平日なので幸い待たずに入れた。
 入るとまず,「えっ,いきなりですか?」という感じで本館の「受胎告知」へと導かれる。最初に少し離れた段の上で見て,次に段の下の近いところから見るようにコースができていて,「立ち止まらないでください」と声がかかるのは,昔のパンダ館(上野動物園)を思わせる。しかしこの日は人が密着するほどの密度ではなかったので,手すりからちょっと離れれば立ち止まってもさほど支障はなかった。
 ここはこの絵1点をありがたく拝観するだけで,この絵についての分析・説明を含むその他の展示は平成館で行われている。

 平成館の展示では,美術関係より,スケッチ帳に遺されたデザインや「からくり」のアイディアを模型や映像として再現したものが中心で,多芸な天才のいろいろな側面を見せてくれる。まさにartの人だ。
 メインの展示室を出ると,思いがけず華やかな空間があった。最大の模型である実物大の人力飛行機が置かれている場所の背景が,ガラス越しに見える一面の桜だったのである。桜まで意図して展示したのかはわからないが,普通ではあり得ない形の花見だった。
 今はもう背景は緑になって,雰囲気が変わっていることだろう。

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