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Sep 29, 2007

『ごくらくちんみ』読中記

 読んでいる途中の本のことをもうひとつ――

 前に買って読んでいなかった杉浦日向子『ごくらくちんみ』を読んでいる。2005年7月の著者の早すぎる死去の後に出た新潮文庫版である。
 「からすみ」「ふきみそ」「ほやしょうゆづけ」「にがうるか」といった珍味をタイトルとした掌編小説が68篇収まっている。1篇はわずか2ページと数行だが,わけありの人物の過去と現在の様子をいろいろ想像させるしかけがある。登場人物がタイトルの珍味を,多くの場合おいしそうにちゃんと食べる。

 短いから,その気になれば電車を待っている間にひとつ,次の駅に着くまでに2つぐらい読めてしまう。しかし,それではもったいない。実際の珍味のように,少しずつゆっくり味わうようにしている。

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