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Oct 06, 2007

ストリート・ミュージシャンの水準

 池袋西口公園(東京芸術劇場の前の広場)を通りかかると,夜はいつもストリート・ミュージシャンが,たいていは複数組演奏している。立ち止まらないでちらりと聞くだけだが,多くの回数・人数を聞いた印象でいうと,その歌唱力の平均的水準はきわめて高い。これはひとつにはカラオケというものの存在が大きいのではないかと考えた。

 たとえば私の同世代の女優Nのように,女優として売れたので「レコード・デビュー」しましたというような「ヘタな歌手」が,かつてはたくさんいた。また,NHKの「のどじまん」では,伴奏にどうしても追いつけない人が必ずいた。
 今の人たちは,生まれた時からカラオケがあるから,マイクを持って伴奏に乗って歌うのは別に歌手志望の人でなくても本能的にできてしまう。美声でなくてもマイクにノリやすい声を出せる人も多いようだ。

 もうひとつ,公園での演奏がサマになっているのは,リズムマシンの「功績」もある。キーボード奏者が担当しているグループが多いが,ギターを弾きながら歌い,ペダルでリズムマシンをコントロールし,合間にハーモニカを吹く器用な歌手もいた。

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 「本拠地」に「神保町昼食ニュース」10月号を掲出しました。ついに名前が消えた「橋」のことを少し書きました。

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