« ドレスデンの響き | Main | 毎日数独 »

Jan 10, 2008

妖星ゴラスの接近

 小中学生のころ見た映画で『モスラ』の次によく覚えているのは『妖星ゴラス』である。突然太陽系にやってきた「妖星ゴラス」の軌道計算をした結果,このままでは地球と衝突することがわかり,南極にロケットエンジン(?)を建設し,地球を動かして公転軌道を変えてしまう,という壮大な物語である。
 南極に,空に向けて噴射する巨大なエンジンが建設されていく。衝突を避けるタイムリミットが迫る中,人類が協力して事に当たるあたりには,冷戦まっただ中の当時の夢がこめられていた。

 恐竜の絶滅は小惑星が地球に衝突したのが原因という説は,当時まだなかったのかもしれないが,地球の大きさに比してはるかに小さい小惑星でも大きな影響をもたらすわけだから,大きな「妖星」がやってきたら,衝突しなかったとしても地球はひとたまりもないだろう。
 仮に地球を動かして衝突を避けることができたとしても,その「後始末」はもっと大変そうだ。元の軌道に戻すのだろうか。戻さないと,1年の長さも変わるし,太陽との距離が変わるので気候の大変動が起こるだろう。南極は大陸があるからエンジンの建設ができたが,戻そうとするとこんどは北極の氷の上に建設する必要がある。
 野暮な「考察」をすると,やはり荒唐無稽な話だということになってしまう。

|

« ドレスデンの響き | Main | 毎日数独 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/23118/17637472

Listed below are links to weblogs that reference 妖星ゴラスの接近:

« ドレスデンの響き | Main | 毎日数独 »