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Nov 11, 2008

ウィーン国立歌劇場 最終日の『ロベルト・デヴェリュー』

 今回のウィーン国立歌劇場日本公演の最終日8日は,演奏会形式のドニゼッティ『ロベルト・デヴェリュー』(東京文化会館)だった。
 最後が演奏会形式というのも締まらない話だ。いつかのバイエルンのようにオペラ4つの合間におまけとして演奏会形式で『パルシファル』3幕を演奏するというようなことならともかく,今回は3つの演目の1つがこれ。しかもオペラは1日の『フィデリオ』で終わりで,そのあと中2日と中3日という間の抜けた投球間隔で『ロベルト・デヴェリュー』となっている。大道具・衣装などの舞台関係者や管楽器・打楽器奏者の一部は1週間早く帰っていったのだろう。前回2004年もモーツァルト2曲だけだったし,引っ越し公演の規模は小さくなるばかりである。

 今回の『ロベルト・デヴェリュー』が演奏会形式なのは,ひたすら,グルベローヴァに免じて許してください,という魂胆である。そしてその魂胆にかなりの程度納得させられてしまったのも事実である。もちろん,昔より声は重くなっているが,貫禄ある女王の役なのでそれはそれでいいし,とても六十過ぎの声とは思えないつやと張りがある。でも,いくらなんでも,もう見納めだろうなと思ってしまった。(グルベローヴァはこれからオペラ・アリアのリサイタルが27日まであり,今回は1か月以上の滞在となる。)
 ウィーン・フィル(カール・ベーム指揮)を聞いて以来31年ぶりに,ウィーン・フィルとイコールではないものの,舞台上のウィーン国立歌劇場管弦楽団を見ることができた。ブログでおなじみのK&K夫妻の顔も見えた。

 カーテンのないカーテンコールが始まって少しすると,最終日恒例の垂れ幕が降りてきて,「2012年にまたお会いしましょう」と書いてあった

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