« 夜空いっぱいのバッハ―― iPod を購入 | Main | ウィーン国立歌劇場1980 (2)――70/80年代の外来オペラ »

Jan 10, 2009

富士山の大きさ

 正月に首都高速・東名高速を南西に向かったとき,快晴に恵まれて,都内からも富士山がいつもよりずいぶん大きく見えた。
 当たり前のことだが,富士山は近くで見るとやたらと大きい。東名高速を走っていて,あるいは新幹線に乗っていると,富士山が見えるたびに巨大化していく。
 鉄道からの眺めで富士山がもっとも大きく見えるのは,私の経験では身延線の富士宮付近である。そこでは,富士山は空の3分の1を占めるかと思うほど巨大である。しかも,晴れていれば目の前の山麓から山頂までひとつながりに見えるので,すぐにでも登れそうな感じがする。
 これに次いでは,御殿場線の御殿場付近が富士山頂に近い。富士宮付近でのような強い印象はないが,東海道線から見るよりははるかに大きい。

 1934年に丹那トンネル経由になる前は,東海道本線は今の御殿場線のルートを走っていた。東海道線の旅人にとって,昔は富士山は今よりずっと近く,大きく見えたはずである。
 丹那トンネル開通のの数か月前に日本にやってきた当時20歳のあるドイツ人の回想にも,富士山が出てきた。彼は船で神戸に着き,東海道線の夜行で東京に向かった。夜になると男女とも「下着姿」になってしまうのに驚いたりした翌朝,車窓から富士山を見て深い感銘を受けたという。

|

« 夜空いっぱいのバッハ―― iPod を購入 | Main | ウィーン国立歌劇場1980 (2)――70/80年代の外来オペラ »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/23118/43693851

Listed below are links to weblogs that reference 富士山の大きさ:

« 夜空いっぱいのバッハ―― iPod を購入 | Main | ウィーン国立歌劇場1980 (2)――70/80年代の外来オペラ »