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Jul 04, 2009

年下の男の子

 子供のころ,テレビで高校野球をよく見ていた。小学生の目から見ると,そこに出ているのは「ずっと大きいお兄さんたち」だった。しかし,自分の高校時代は意外と早くやってきて,いつの間にか過ぎていき,登場する選手たちはたちまちみな年下になっていった。
 そして,プロ野球にも相撲にも年下が登場するようになる。スポーツ選手に次いでは,歌手や俳優も「年下率」が高くなっていく。その後はもう加速度的で,三十を過ぎれば相撲取り,四十を過ぎれば野球選手の大部分が年下になる。同世代で最後まで現役だった野球選手は村田兆治だった。

 年下の歌手の登場が印象に残っているのは郷ひろみとアグネス・チャン――この2人は同い年である。後から思えばそれ前にも自分より年下の歌手はたくさん出てきていたはずだが,この2人のブレークは比較的よくテレビの歌番組を見ていたころだったせいで,印象が強い(その後はテレビというものを見る時間が激減した)。郷ひろみの「男の子女の子」のヒットは17歳のときで,こんな舌足らずな歌い方でいいのかなと思ったりした。
 初めて来日した年下の演奏家として記憶されているのは,ピアニストのミシェル・ベロフ――当時22歳――である。若くして世界で活躍を始めたのは,17歳でオリヴィエ・メシアン国際コンクールに優勝したことによるが,来日はそれから5年後だったこともあり,日本では後のブーニンのように騒がれることはなく,普通の大人の演奏家として迎えられた。もちろん,年下が本当に初めてだったのか,正確なことはわからないが,友人との間では話題になった。

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Comments

 高校球児たちが年下になるころ、自分も年をとったなと感じましたね。

 実家が芦屋なので、高校球児たち(後の原監督も)
とまっていた旅館がありました。それももう遠い昔になってしまいましたけど。

Posted by: リンデ | Jul 04, 2009 at 05:15 PM

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