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Aug 09, 2009

醜い電話番号

 東京の電話の局番が3桁だったころ,神保町周辺の局番は 291,294 が主だった。町中に「ニクイ」「ニクシ」があふれていたわけである。特に 291 は「老舗」で,古くからの店舗・会社は 291が多かった。たぶん,その前の2桁の時代には 29 だったのだろう。
 かつては電話機に電話番号を記憶させておくことができなかったから,よくかける電話番号は自分で自然に記憶していた。最大30件ぐらい記憶していたような気がする。よく出前をとっていた蕎麦屋の電話は,「ニクイ兄さん…」という語呂合わせと共に今でも覚えている。そのころ,「電電公社」の番号案内係の人は1000件ぐらいは覚えていたという話を聞いたことがある。
 1991年1月に,局番の最初に3がついて4桁になって,神田地区では「ミニクイ」「ミニクシ」が町にあふれることになった。「ニクイ兄さん」ならいい意味もあったのだが,「ミニクイ兄さん」になってしまっては立つ瀬がない。

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