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January 2010

Jan 31, 2010

フォト日記――神保町の1月

  ・写真をクリックすると大きい写真が出ます。

◇イルミネーション,まだやってます(14日)P1140648_3


 
◇驚きの会員制のラーメン屋(下記「神保町昼食ニュース」参照)P1130642


 
 
 
◇冨山房ビル(すずらん通り)シートをかぶって改修中P1220729


 
 
 
 
◇博報堂旧本社
  ――北東隅からのぞいてみました(19日)P1190725


 
  ――同じ場所から。本体はシートに覆われて見えず(29日)P1290792


 
 
 
◇錦町更科は大河ドラマモードP1180724


 
 ★「本拠地」の「神保町昼食ニュース2月号」は2月1日に掲出しました。

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Jan 23, 2010

15分が2時間,40分が1日――捕物帖の歩き方

 7,8年前には池波正太郎の「三大シリーズ」を読み,今は平岩弓枝の「御宿かわせみ」シリーズを読んでいるが,江戸を舞台にしたこうした捕物帖を読んでいると,移動手段が徒歩しかない時代の距離感がなんとなくわかってくる。(乗り物としては駕籠があるが,これも速度としては徒歩と大きく違うわけではない。)
 地下鉄の1駅間は1km弱ぐらいだから徒歩なら10分,これぐらいだと現代人でも普通に歩くくらいで,捕物帖ではほんのご近所である。日本橋から大門だと駅4つで徒歩40分,このぐらいが「ひとっ走り」という感じになる。
 日本橋から東海道の最初の宿場・品川までは9kmあまりで徒歩2時間,昔は東海道の旅に出る人を品川まで見送りに行くのが普通だったという。山手線の速度と比較すると,山手線で15分が徒歩2時間と「換算」できる。
 横浜までだと約30kmだから徒歩6時間,もはや日帰りは不可能である。日本橋を出て最初に泊まるのは保土ヶ谷か戸塚ということが多かったというから,東海道線や中央線快速の速さで40~50分かかる所までが徒歩で1日の行程となる。例えば,「御宿かわせみ」の中の「成田詣での旅」では,成田まで街道沿いで70kmほどを,最初舟で行徳へ行き,途中船橋で泊まるという設定になっている。

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Jan 21, 2010

メト・ライブビューイングの『トゥーランドット』

 メト・ライブビューイングの『トゥーランドット』(昨年11月収録)を見た。DVD(87年収録)になっているのと同じゼッフィレッリ演出・装置・衣装による舞台である。今まで見たこのメトのシリーズで,今回がいちばん盛況だった。
 第2幕後半でキンキラキンの宮殿(実は発泡スチロール製だという)が姿を現したときには拍手が沸いたが,照明のせいなのか,スカラ座の来日公演(89年)で見たときよりは赤みがかっていた。
 タイトルロールにはマリア・グレギーナが初挑戦で,いまひとつ冷酷になりきれない感じだが,好演。カラフは初めて聞くマルチェッロ・ジョルダーニ,と書こうとして念のためデータベースを見たら,2002年7月のワシントン・オペラの『トスカ』で聞いたことがあって,しかも,そのときのトスカもマリア・グレギーナなのだった。
 このメト・ライブビューイングでは,休憩時に歌手やスタッフ,裏方へのインタビューがあるが,今回はその一人がオーケストラのトランペット奏者だった。そこで,前に本ブログでも触れたメトの金管アンサンブルによるオペラ名曲集CD「Metropolitan Opera Brass」の紹介があった。

 このシリーズ,次は23日から『ホフマン物語』,30日から『ばらの騎士』と立て続けの上映となる。

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Jan 16, 2010

冬の房総半島――いすみ鉄道・小湊鉄道

 久しぶりに何も予定のない休日の午後,房総半島のいすみ鉄道・小湊鉄道に乗りに出かけた。これまでに内房から外房へこの2線を乗り継いだことはあったが,今回は逆に外房から乗ってみることにした。(参照:「本拠地」の「鉄道の章」の「『車窓伴影』後の断章」中の「房総半島記」)
 他線から遠い京葉線東京駅ホームまで小走りに歩いて,弁当を買う時間もなく,12:00発の特急「わかしお」に乗った。上総一ノ宮で各駅に乗り換え,13:22大原着。駅前の食堂で,カレーライスであわただしく昼食をとる。明るい黄色のゆるいルーに具は豚肉とタマネギのみで,豚肉のカレースープかけご飯という感じのちょっと不思議な雰囲気のカレーだった。

 何もチェックのない改札を入っていすみ鉄道のホームへ行くと,黄色い車両1両のワンマンカーが待っていた。13:50に千葉方向へ出発し,間もなく左にカーブして外房線を離れる。いすみ鉄道は,当然ずっと上り坂だが,単調に上がっていくわけではなく,田畑の中を走ってときどき切り通しで小さな峠を越えるということが多い。P1100459
 乗客に,独り言をいうちょっと変なおじさんがいた。冬なのに窓を開けたので,近くに座っていた中学生ぐらいの女の子が他の席に避難した。運転手に交換(列車のすれ違い)のことを尋ねたりしていたところをみると,鉄道ファンらしい。途中からはずっと居眠りをして静かになったが。

 中心駅の大多喜(おおたき)でかなりの乗降があり,切符販売員(?)も登場した。大原行きと交換して出発すると,右上の丘の上に大多喜城が見えた。
 大多喜から3つめの久我原は,車内の案内では単に「久我原」だったが,着いてみると「三育学院大学久我原」駅と表示されていた。まったくの山の中で,見回しても人家は見えない。後でネットで見たら,昨年夏から3年間の駅名の命名権を販売したとのこと。同大学はこの駅から直線では 1.8km のところにあるが,利用の学生はいないらしく,駅の乗降客は1日平均12人だという。
 終点の上総中野には14:41着。

 上総中野は小湊鉄道との接続駅で,駅名板には「にしはた← →ようろうけいこく」と何でもなさそうに書いてあるが,直通列車はない。P1100466
 駅舎はログハウス風で,適度に古びて貫禄がつき,竹を斜めに切った形で隣にすっくと立つトイレは以前より少し色あせていた。小湊鉄道の列車も到着して,つかのまの賑わいが見られた。P1100488
 小湊鉄道の五井行きは,15:01に2両で発車,小柄な女性車掌が乗っていた(右の写真で車両の外側に取り付いているのがその車掌さんです)。発車後まもなく,断面がΩ形の古風なトンネルをいくつかくぐる。(いすみ鉄道にはトンネルはなかった。)2つドア車両の長大なロングシートは,次の養老渓谷でほぼいっぱいになった。小湊鉄道は,以後ずっと市原市内のみを,ほぼ北に向かって走る。P1100518
 鉄道ファンらしい人も何人かいたが,そのうちの一人のかなり年配の人は,カメラでなくマイクを握りしめていた。車両の中央部でひざの脇でシートから10cmぐらい浮かせてマイクを構え,ずっと走行音を録音していた。

 16:12 終点の五井着。冬の日が傾き始め,広い構内に並ぶ小湊鉄道の車両も赤く輝いていた。P1100531

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Jan 12, 2010

訃報:オトマール・スウィトナー氏

 12日の夕刊に,指揮者オトマール・スウィトナー氏の訃報が載った。享年87歳。
 最初はN響の指揮者として,ホルスト・シュタインと対照的な長い顔にテレビでなじんだ。ナマで聞いたオーケストラ演奏で記憶に残っているのは,78年秋のベルリン・シュターツカペレとのシューベルトの「未完成」と「大ハ長調」,会場はおよそ音楽的でない渋谷公会堂だった。ただし,これが記憶に残っているのは,後の同居人と初めて行ったコンサートだったからという要素によるところが大きい。
 オペラは,「東ベルリン」時代の州立歌劇場の最初の4回の来日公演で,計7回聞いた。昔のことで,今となっては細かいことは何も覚えていないが,いつも端正でかつ生き生きとしたリズムを基本とする演奏という印象がある。最後に聞いたのは87年3月の『マイスタージンガー』で,これが同歌劇場のドイツ統一前最後の来日となった。

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Jan 05, 2010

2009年のオペラ

 大晦日の午後に歌舞伎座で「メト・ライブビューイング」の『トゥーランドット』プレミア上映があるというので,これを以て2009年の「オペラ納め」とするつもりにしていた。しかし,12月半ば過ぎぐらいにそろそろ予約でもと思ってサイトを見たら,11月末の「最新情報」として「完売しました」というお知らせが出ていた。大晦日には歌舞伎はないし,もう1回ぐらいやればいいのに。(「通常上映」は1月16日~22日の予定)

 さて,すでにリストは「本拠地」の「オペラの章」に掲出済みだが,2009年に見たオペラは16本だった。うち新国立劇場が11本で,あとはボリショイ劇場とスカラ座が2本ずつ,二期会が1本。新国立劇場のフルセットの会員になった2000年以降の平均は年18.9本なので,やや少ない方である。(ほかに,上記「メト・ライブビューイング」は4回見た。)
 いくつかの公演についてはその都度書いたが,6月の『チェネレントラ』を筆頭に,新国立劇場の充実ぶりが印象に残った。「トーキョー・リング」前半の再演は「オケ・劇場の響き以外は(前年の)バイロイトより良かった」(聖地巡礼帰りの知人談)し,『オテロ』はスカラ座のヴェルディの直後だったにもかかわらず,ヴェルディの魅力を十分に味わうことができた。
 初めて見た演目は『ムツェンスク郡のマクベス夫人』『修禅寺物語』(いずれも新国立劇場)の2曲。(ただし,『ムツェンスク』の改訂版である『カテリーナ・イズマイロワ』は前に見たことがある。)

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頌春

 遅ればせながら,

  ~~~~ あけましておめでとうございます ~~~~

 今年3月で開設からまる6年となるこのブログを,今年もよろしくお願い申しあげます。

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 年賀状をパソコンで作るようになってからずっと,冒頭には「頌春」と赤で書いている。かなりの字数を使って前年の報告をする都合であいさつは短い方がいいし,「謹賀新年」ほど堅苦しくないのが吉,と思うからである。他に「頌歌」ぐらいしか使い道のない「頌」という漢字に,1年1回ぐらいお出ましいただくのもよかろうということもある。

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 三が日は,2年ぶりに信州某所へ出かけた。「高速道路1000円」が三が日だったので渋滞を覚悟していたが,帰りに13キロ,30分ぐらい渋滞しただけで,快適なドライブだった。往復とも快晴で,富士山がよく見えた。

 2日には4年ぶりでスキーをした。当然,体が思い出すのに時間がかかり,思い出したころには疲れて足に力が入らなくなる,というありさまだったが,チームプレーと違って仲間に迷惑がかかるわけではないし,やってみるとやはり楽しい。
 昔と違って,リフトもゴンドラも待ち時間はほとんどない。食堂もスムーズである。リフトの待ち時間に一休みということがないから,うっかりすると年甲斐もなく滑りすぎて後で体が動かなくなりかねない。全体としてはスノーボーダーが多く,スキーヤーは平均年齢が高いようだ。

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