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Feb 11, 2010

越境事件の背景

 iio さんが,ナントのラ・フォル・ジュルネの会場シテ・デ・コングレで,女性が大行列を回避して男性用トイレに入ってきたことを報告している。私が日本で同様の体験をしたのは,帝劇で,たぶん森繁の『屋根の上のヴァイオリン弾き』を見たときだった(→参照)。休憩の終わるころになって,あせったおばさまたちが数人「ちょっと失礼」とか言ってどやどやと入ってきた。

 4年前に,14年ぶりにヨーロッパへ行き,トランジットで降りたパリの空港のトイレに入った。そこで「そうだ,ヨーロッパのトイレはこうだったな」と思ったのは,ひとつは小便器が非常に高い位置にあることで,身長が150cmを超えないと使えないような位置・構造になっていた。
 もうひとつは,「大」用ブースの数が多いことで,日本のは「大」が多い場合でも大1:小4ぐらいの比率なのに対し,その空港でもその後行ったオペラハウスなどでも,1:1ぐらいのところが多かった。ナントでも「個室が多い」ということだから,それが女性の越境を誘発する要因にもなっているようだ。
 ちなみに,サントリー・ホールは,佐治会長の指示で女性用を多くしたという。見事なさじ加減である。

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Comments

 場所はまったくかわりますが、20年ほどまえ、競馬場をもっと
気安く足を運べる場所にしよう、という流れがあったんですが、最初に
手をつけたのが、女性トイレ。案外その建物のツボなんですね。

Posted by: リンデ | Feb 12, 2010 at 07:19 PM

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