« 船員から雑誌編集者へ | Main | 『イギリス王室の物語』『月の下のカウンター』 »

Nov 07, 2010

神保町 森崎書店

 日ごろ神保町を歩いていると,自分のことは棚に上げて,古本屋の客の平均年齢が高いなと思う。それが,神田古本まつりのときはふだんより若い人が増え,しかも女性の割合が上がるようだ,と思っていたら,11月5日の『東京新聞』朝刊に「神保町女子化 おじさんの街おしゃれに進化」という記事が出た。『森崎書店の日々』という古書店で働く女性を主人公にした映画も公開されているという。

 神保町の古書店が4階建て以上のビルを建てたのは,1970年代後半の小宮山書店のビルが最初だという。その頃ならもう神保町を歩いていたわけだが,低い建物ばかりの風景がとんと思い出せない。ただ,1980年の地下鉄新宿線の開通前の数年間は,大手町から神保町へビルが押し寄せてくるような感じがしたことを覚えている。
 スポーツ用品店が神保町のもうひとつの顔になったのも同じ頃だろう。一時はそこらじゅうにヴィクトリアがあって,そのうち千代田区神田ヴィクトリアという町名になるんじゃないの,などという冗談も出ていた。
 世界一の古書店街・神保町だが,ネットでの検索が便利になったので,売る方も買う方も必ずしも神保町でなくてもよくなった。一時は従来型古書店は衰退するのではという予想もあったが,ビルの賃貸料の低下などもあって,実際にはここ数年,神保町の古書店は増えている。

 上記『森崎書店の日々』は実際に神保町で撮影され,森崎書店は倉庫になっていた建物を使ったという。それはどうやら,すずらん通りからドトールの角を南へ行って次の角の右側,ドアが斜めにある建物らしい。あれは確か,今は徳萬殿の隣にある「ふらいぱん」が昔あった場所ではなかろうか。
 珈琲店のシーンは「きっさこ」(昔は「李白」だった場所)で撮影されたそうだ。

|

« 船員から雑誌編集者へ | Main | 『イギリス王室の物語』『月の下のカウンター』 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/23118/49961976

Listed below are links to weblogs that reference 神保町 森崎書店:

« 船員から雑誌編集者へ | Main | 『イギリス王室の物語』『月の下のカウンター』 »