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December 2010

Dec 27, 2010

クリスマス便り

 クリスマスカードに伝統的には I wish you a Merry Christmas. と書かれる。「楽しいクリスマスがあなたに訪れますように」ということなので,感じとしては,「明けましておめでとうございます」ではなく,「どうぞよいお年をお迎えください」に似ている。
 であるからして,クリスマスカードは当然,クリスマスより前に届かなくてはならない。(と今ごろ書いても仕方がないが。)

 日本では,クリスマスを過ぎるとすぐクリスマスツリーから門松への切り換えが行われ,すべてが急速に「和風化」する。
 これに対し,二十数年前の正月に台湾に行ったら,商店街にクリスマスツリーがたくさん飾られていた。なるほど,Christmastide は1月6日の Epiphany(公現祭;この前夜が Twelfth Night)までだから,キリスト教の伝統にのっとったものなのだろうと思った。

 このブログで前に,昔のテレビ番組「私の秘密」のことを書いたことがあったが,そこに書いた以外にもうひとつ覚えている「秘密」がある。それは,「私の名前は栗須マスです」というものだった。

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Dec 19, 2010

六本木の幻影

 70年代半ばまで,学生時代の友人Kの家は六本木の交差点から裏の方へ歩いて2分のところにあった。木造二階家だった。
 地下鉄日比谷線は東京オリンピックの年1964年に開通していて,Kの家に行くようになった60年代末ごろには,交差点の周辺や少し麻布寄りのほうはすでに繁華街になっていた。しかし,一歩裏へ回ると木造の一戸建ての家が並ぶ普通の住宅地だった。
 交差点の北寄りは防衛庁が占めていて,周辺は夜はまったく寂しい場所だった。防衛庁の跡地はいまは東京ミッドタウンになっている。
 六本木の繁華街は学生が行くようなところではなかったし,勤め人になってからもほとんど行く機会はなかった。したがって,昔の六本木というと,Kの家の周辺の地味な印象が幻影のように残っている。
 Kの家はやがて地上げされた。移った先が五本木(目黒区)だというのがちょっとおもしろかった。

 南の方の六本木3丁目で育った別の知人によると,昭和30年代は文字通り「三丁目の夕日」の世界で,日々高くなっていく東京タワーを間近で見ていたという。大正時代に永井荷風の寓居「偏奇館」があったのも,今の六本木1丁目である。

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Dec 18, 2010

ここに泉あり

 少し前に,近くの酒屋(スーパーの別館)で,チリ・ワインの「ボックス」を買った。直方体の紙の箱の中に中袋が入っていて,中袋に注ぎ口がついている。注ぎ口のところは,箱に窓が開くようになっていて,箱を立てておけばボタンを押すとワインが出てくる。
 容量は3000ml だから,普通のびんの4本分ある。「養老の滝」というほどではないが,ビールの補助として少しずつ飲んでいる分にはけっこういつまでも飲める。観葉植物の鉢の間にこの箱を置くと,泉からワインがわき出てくるような気分になった。

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Dec 16, 2010

短信――スーパーで大当たり

 誕生日の夜,近所のスーパーで買い物をし,レジで精算したら金額が3333円となった。3が4つ並んで,思わず店員さんと「わっ」と唱和した。後ろに並んでいたおじさんも気づいて,「すごいね。あしたパチンコやってみたら」というお勧めをいただいた。ご祝儀スロットマシン・ポイントが付くといいのに。
 その4日後,同じスーパーで,おつりが222円になった。

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Dec 14, 2010

「神保町 昼食ニュース」休刊前最終号を発行

 長年暮らした神田の地をついに離れた。12月10日から13日の4日間かけて会社の移転作業が行われ,新旧の社屋を右往左往した。
 今年は自宅の引っ越しも経験した。それに比べると,今回のオフィスの引っ越しは家具の移動がないし(大部分の什器は新調した),生活用品がほとんどないから,「ひたすら段ボール箱」だった。

 引っ越し前はなにかとあわただしく,「本拠地」の「神保町 昼食の章」の「神保町 昼食ニュース」の休刊前最終号がなかなか書けなかったが,移転作業の最中の12日にようやく掲出した(2010年12月号)。
 1999年7月にほぼ「月刊誌」となってからの発行回数は137回だった。
 2000年以降は,昼食の店,食べたもの,値段のデータがあり,毎年1月に前年の記録を掲出している。今年については,正月に集計をし,あわせて10年間の総集編を作成したい。

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Dec 12, 2010

新国立劇場の今シーズン

 新国立劇場の今シーズンは,10月に『アラベッラ』で開幕し,『フィガロ』『アンドレア・シェニエ』と続いた。『アラベッラ』と『アンドレア・シェニエ』は同じ演出家だったが,再演だという余裕をもって見ていることもあって,『アンドレア・シェニエ』の方がまとまりがよく,手並み鮮やかだった。斜めの線を基調にした舞台装置も印象的。
 当日は,終演後にバックステージ・ツアーが行われた。参加申込みをしたが,今回も抽選ではずれだった。かなりの競争率だったに違いない。
 次は,今シーズンの目玉『トリスタンとイゾルデ』である(12~1月)。

 まだシーズンが始まったばかりという感覚でいたのだが,早くも来シーズンの予告チラシが配られた。開幕は『トロヴァトーレ』,目玉は新演出の『ローエングリン』だという。
 『ローエングリン』は新国立劇場のこけら落としの演目のひとつとしてヴォルフガング・ワグナー演出で上演されたが,それは結局お蔵入りということか。同じくこけら落とし公演の『アイーダ』はその後2回上演されたのに。

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