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Feb 06, 2011

誤解される歌詞――今こそ分かれ目,ウスが棲む

 「仰げば尊し」は,小学校の卒業式で歌い,次は高校の卒業式で歌った。幸か不幸か「誤解仲間」はけっこう多いようだが,高校3年のある時期まで,1番の4行目の歌詞を「今こそ分かれ目」だと思っていた。係り結びということがあるのは古文の授業で知ったが,それと「仰げば尊し」とは結びつかなかったのである。
 「祝ふ今日こそ楽しけれ」(「一月一日の歌」)なら迷うことはないが,たまたま「分かれ目」という言葉があって,それでも意味が通るような気がするから生じた誤解だろう。

 「鉄道唱歌」の3番に「海のあなたにうすがすむ 山は上総か房州か」という歌詞がある。「うすがすむ」というのは「薄霞む」なのだが,海の向こうにウスという怪獣(?)が住んでいる(棲んでいる,と書く方がいいかも)と思っていた人がいたという。
 これは歌詞そのものの問題というよりは,メロディが歌詞のアクセントに沿っていないからという要因が大きい。東海道線だけでも66番まであるから,すべてにわたってアクセントを考慮してはいられないというのも当然ではあるが。

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Comments

私の誤解は、なんといっても「兎美味し、鹿の山」です(^_^;

Posted by: リンデ | Feb 06, 2011 at 02:06 PM

「仰げば尊し」では「思えばいと疾し」も、「愛とし」とか「いと年」とか小学年少組には誤解の宝庫でした。

Posted by: まr | Feb 07, 2011 at 07:32 AM

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