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Apr 03, 2011

キュリー,ストロンチウム,パタネー

 3.11以後の変化のひとつは,人に会うと,地震後初めてかそうでないかによって,話のしかたを変える必要に迫られることである。メールも同様だ。外での飲食の際にも,その後初めてだと,「店の中,大丈夫でしたか」ということを聞かずにはいられない。

 先日会ったK氏は西日本の太平洋岸出身で,子供のころに昭和南海大地震(1946年12月)とそれによる津波を経験した。「子供だったせいか,今回より揺れは大きかったような気がします」という。(今回は,中央線で1駅離れたところに出かけていて地震にあい,歩いて何とか帰宅した。)
 しかもK氏は,1986年当時ミュンヘンにいて,ヨーロッパのチェルノブイリ・パニックに遭遇した。「当時の放射能の単位はピコ・キュリーだったんですがね」という。辞書によれば,キュリーの後継者(SI単位)はベクレルである。

 そういえば,昔は放射能といえばストロンチウム90だった。ストロンチウム90など「死の灰」を含んだ雨に濡れないようにすることが奨励された。

 ちなみにK氏は,チェルノブイリにも負けず,ミュンヘンのころはオペラ通いに精を出した。思い出深い出演者として,パタネーと山路芳久の名が挙がった。

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Comments

山路さん、パタネ、どちらも実演を聞きたかったです。

Posted by: リンデ | Apr 03, 2011 at 01:51 PM

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