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Apr 01, 2011

復活の後に

 知人が主催する小さなピアノ独奏会が,日曜日の午後に個人宅で開かれた。スタインウェイのいちばん小さいグランドピアノを囲んで,パイプ椅子に30人ぐらいの聴衆がぎっしりと座り,シューマンの「パピヨン」,ベートーヴェンの31番のソナタ As-dur,フォーレの「8つの小品」より「カプリッチョ」「即興」,ショパンの舟唄 op.90 という正味 50分ほどのプログラムが演奏された。
 プログラムは実は行くまでわからなかった。ベートーヴェンの As-dur のソナタは,最初の穏やかな表情からフィナーレの堂々たるフーガまで密度の高い曲だが,同時期の他の作品ほど理屈っぽいところがなく,非常に好きなピアノ曲のひとつだから,プログラムを開いて,ああよかったと思った。
 この時期に予定通り開催すべきかどうか主催者は悩んだが,19日の読響の演奏会を聞いて「やっぱり音楽が必要」とあらためて思い,開催することにしたとのこと。
 終わった後は,ティーパーティーで,81歳の誕生日を迎えた人を祝う一方で,特急「スーパーひたち」に乗っていて大洗(茨城県)近くで地震にあい,高台に避難した人の話を聞いたりもした。当然,募金箱も回った。
 前週の超大規模な「復活」と対照的だったが,この時期だからこそ聞いてよかったという点は共通だった。
   (4月5日に少し修正しました)

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