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June 2011

Jun 30, 2011

客家料理の「来佑」(西巣鴨)が閉店

 このブログで3年前に,西巣鴨の客家(はっか)料理の店「来佑」のことを書いた(→参照)が,先日,その来佑のすぐ近くに住んでいるという「読者」の方からメールをいただいた。来佑が5月末に閉店したという知らせだった。

 上記記事に出てくる「発見者」のSさんに知らせたところ,来佑の店主のYさんは少し前から体調がすぐれないようだったとのこと。残念だがやむをえないようだ。Sさんはすぐ自分のブログにこの件を書いた(→参照)。
 結局,来佑には4回行った。いずれもSさんといっしょだった。

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Jun 24, 2011

雨の季節に

 元来男女による事情の違いはないはずだが,実際には男性はあまり使わず,女性はよく使うものに,レインコートがある。放射能のことがなくても,一滴の雨を蛇蝎のごとく忌み嫌い,梅雨時の蒸し暑いときでもレインコートを着る女性はけっこう多い。
 子供のころは,いかにもビニールという感じのレインコートを,男の子もよく着ていたような気がする。大人の男はどうだったのだろう。私は大人になってからは,山で降られてポンチョをかぶった以外,レインコートの類を着た覚えがない。
 先日,郷里の横須賀へ行ったら,自衛隊関係の学校の生徒が濃いグレーのお揃いのレインコートを着ていた。彼らは休日の外出時も制服であり,レインコートにも制服がある。レインコート姿の男の集団を久しぶりに見た。

 使用率の男女差がもっと大きいのは日傘である。ときどき,曇ってまったく太陽が見えないのに日傘をさしているおばさまも見かける。

 自宅で,屋外に置いてある自転車のカバーの荷台部分に雨水がたまるので,だいたいの雨量がわかる。22日に突然真夏日となるまでは,ここに毎日のように雨水がたまっていた。今年は梅雨入りも早かったし,梅雨の神様はかなり勤勉である。

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Jun 20, 2011

メト『ドン・カルロ』

 なんだか隔週刊誌状態もやっとになってしまったが,またメトのことを。
 先週,メト・ライブビューイングの『ワルキューレ』を見た。休憩は実演の休憩よりは短いのだろうが,それでも5時間20分の長尺(料金も特別)。案内役は白髭のドミンゴで,幕間のデボラ・ヴォイト(ブリュンヒルデ)へのインタビューの中で,「君と2006年に日本で,ジークリンデとジークムントをやったね」と思い出を語っていた。
 これで,今シーズンは終了となった。来シーズンは「指輪」後半の2作を初め,全11演目の予定。(→参照先

 そして,今週は実演のメトロポリタン・オペラ『ドン・カルロ』見た。これはライブ・ビューイングは見なかったので,会場(NHKホール)へ着いて上演時間4時間40分(休憩25分×2回含む)という貼り紙に一瞬驚いた。そうだ,今回は,初版の第1幕を復活させた5幕版だった。通常の4幕版でもヴェルディの中では長い方だが,それよりさらに長い。5幕版は,映像は持っているが,実演に接するのは初めてである。
 前回書いたように,主役6人のうち3人が当初予定と違う歌手になったが,そこはメトの面目で豪華な声の饗宴だった。特に,タイトルロールのヨンフン・リー(カウフマンの代わり;ソウル出身)は,音域によるムラのない美声で会場を沸かせた。ロドリーゴのホロストフスキーは,最近見た顔だと思ったら,ライブ・ビューイングの『イル・トロヴァトーレ』でルーナ伯爵を歌った人だった。フェリペ2世は,一昨年のスカラ座に続き,ルネ・パーペ(予定通りならエリザベッタもスカラ座と同じになるところだった)。
 舞台装置は,入念に作られているようだが,教会前の場面など,メトとしては意外と地味だった。
 通常2千円ぐらいのプログラムが,いろいろなどたばたのお詫びのつもりか,今回は無料配布だった。当初の予定になかった歌手の紹介のパンフレットが挟んであり,その裏表紙に「大地震発生の場合の避難方法につきまして」という一文が載っていたが,特に気にも留めなかった。ところが,第4幕(4幕版では第3幕)の終わりのエボリ公女のアリアのときに地震があった(東京は震度2)。舞台はそのまま進行したが,客席が少しざわめいた。

 カーテンコールでは,歌手や指揮者へだけでなく,来てくれてありがとうというカンパニー全体への感謝がこめられた拍手が続いた。
 メトは19日の昼上野で『ルチア』,夜NHKホールで『ラ・ボエーム』という移動を伴うダブルヘッダーで,日本公演を終了した。

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Jun 04, 2011

メト 予定通り来日――歌手はドタバタ変更

 メト・ライブビューイングの『イル・トロヴァトーレ』を見た。メトでは4月30日に上演されたもので,指揮者は予定のジェイムズ・レヴァインが病気降板で,マルコ・アルミリアートに代わっていた。
 幕間にピーター・ゲルブ総裁は,次のシーズン(2011年9月~)の予定を紹介したあと,「今シーズンは6月に日本公演があります。日本に癒しと喜びを提供したい。がんばれ,ニッポン」と言った。
 レヴァインは日本公演も降板したが,5月の『ワルキューレ』は降板のニュースはなかったから,これに備えて前後をキャンセルしたということだろうか。

 日本公演は6月4日の名古屋が初日で,すでに舞台の設営が進み,リハーサルも行われている。
 レヴァインの降板と『ドン・カルロ』の出演者の変更は少し前にアナウンスされていた。レヴァインの代わりはファビオ・ルイージで,これはむしろ楽しみだ。日の出の勢いのテノール,ヨナス・カウフマンが「原発懸念」で来ないのは残念だが,今秋(ボローニャとバイエルンで来日予定)に期待したい。ほかに,オルガ・ボロディナが病気降板した。
 ところが,来日直前の5月末になって,『ラ・ボエーム』の出演者のネトレプコ,カレーヤも,怖じ気づいて降板した。そのために玉突きが起きて,ネトレプコの代わりに,『ドン・カルロ』のエリザベッタを歌う予定だったバルバラ・フリットリがミミ役に回ることになり,『ドン・カルロ』は主要歌手6人のうち3人が変更になった。
 一方で,『ルチア』を歌うディアナ・ダムラウは変更なしどころか,乳児を連れて来日予定だとのこと(ゲルブ総裁のメッセージによる)で,勇気ある母に拍手――今回私が行く予定なのは『ドン・カルロ』だけだけど。
 [→参照

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