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Jun 04, 2011

メト 予定通り来日――歌手はドタバタ変更

 メト・ライブビューイングの『イル・トロヴァトーレ』を見た。メトでは4月30日に上演されたもので,指揮者は予定のジェイムズ・レヴァインが病気降板で,マルコ・アルミリアートに代わっていた。
 幕間にピーター・ゲルブ総裁は,次のシーズン(2011年9月~)の予定を紹介したあと,「今シーズンは6月に日本公演があります。日本に癒しと喜びを提供したい。がんばれ,ニッポン」と言った。
 レヴァインは日本公演も降板したが,5月の『ワルキューレ』は降板のニュースはなかったから,これに備えて前後をキャンセルしたということだろうか。

 日本公演は6月4日の名古屋が初日で,すでに舞台の設営が進み,リハーサルも行われている。
 レヴァインの降板と『ドン・カルロ』の出演者の変更は少し前にアナウンスされていた。レヴァインの代わりはファビオ・ルイージで,これはむしろ楽しみだ。日の出の勢いのテノール,ヨナス・カウフマンが「原発懸念」で来ないのは残念だが,今秋(ボローニャとバイエルンで来日予定)に期待したい。ほかに,オルガ・ボロディナが病気降板した。
 ところが,来日直前の5月末になって,『ラ・ボエーム』の出演者のネトレプコ,カレーヤも,怖じ気づいて降板した。そのために玉突きが起きて,ネトレプコの代わりに,『ドン・カルロ』のエリザベッタを歌う予定だったバルバラ・フリットリがミミ役に回ることになり,『ドン・カルロ』は主要歌手6人のうち3人が変更になった。
 一方で,『ルチア』を歌うディアナ・ダムラウは変更なしどころか,乳児を連れて来日予定だとのこと(ゲルブ総裁のメッセージによる)で,勇気ある母に拍手――今回私が行く予定なのは『ドン・カルロ』だけだけど。
 [→参照

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