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November 2011

Nov 17, 2011

つけあわせとつま

 料理にとって,「つけあわせ」はかなり重要な要素だと思う。中心となる料理自体は普通の味でも,適切なつけあわせがあれば,食べたときの充足感は大幅に上がるし,もちろん栄養バランスも格段によくなる。揚げ物にキャベツのせん切りは不動の名コンビだが,店によって量も切る幅も違うし,紫キャベツが混ぜてあったり,別のドレッシングが添えてあったりといった小さな工夫を見るのは楽しい。
 和食の定食の場合は,ごはん・みそ汁・漬け物の3点セット以外に「小鉢」が付いてくることがあるが,これがメインのおかずに対するつけあわせの役割を果たしている。つけあわせと同様に,小鉢が充実していると食べて豊かな気分になる。今の職場の近くに昼食を出す居酒屋が集まっている通りがあるが,そのうちの3軒では,小鉢に入るべきサブのおかずが数種類置いてあって,取り放題になっているのがありがたい。
 つけあわせというより薬味に近いが,カレーには福神漬けよりらっきょうが好みである。心なしか,らっきょうを置いてある店が以前より減ってしまったような気がするが,CoCo壱番屋のように有料でもいいから,置いてほしいと思う。

 刺身にはふつうダイコンの極細せん切りと,たいていは大葉が,つまとして添えられる。ときどき行く某居酒屋では,刺身にダイコンでなくタマネギがついてきて,最初は少々驚いたが,ビールの友にはなかなかいいと思うようになった。
 刺身のつまは原則として全部食べることにしているのだが,しばしばダイコンと大葉が刺身の下に敷いてあって,刺身の合間に食べるのが難しいのは困りもの。大葉をずるずる引っ張り出すと,乗っかっていた刺身がなぎ倒されて見た目がよくない。スマートに食べるにはどうしたらいいんですかね。

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Nov 06, 2011

短信:今秋の世界情勢

 某メーカーの人から聞いた話――タイの洪水で,その会社では某ハイテク機器の部品の製造ができなくなったが,その中でも供給が止まって痛手なのは,皮肉なことに防水に関わる部品だという。「工場は防水じゃなかったんですよ」とその人は苦笑していた。

 どういう巡り合わせか,古代文明が栄えたギリシャとイタリアが財政危機に瀕している。ギリシャは国民の4分の1が公務員だとかいうすごい話も聞こえてきたが,デモをしている人も含めて,人々の表情はテレビで見る限りでは穏やかだ。この点はタイの人も同様。
 そういえば,イタリアの財政危機は70年代ぐらいにもあったと思う。その中でも明るく暮らすイタリア人気質を,昔,塩野七生の本で読んだ。

 琥珀ヱビス 10月12日から限定発売中。YEBISU のロゴが缶の下の方に引っ込んで,真ん中には kohaku yebisu という筆記体が踊っている。
 毎年のことだが,いつまで販売するのかは不明。

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Nov 05, 2011

神保町短信

 先日の『東京人』に続き,『散歩の達人』の11月号が「神保町まるごとBOOK」という特集をしている。内容はきわめて多彩で,路地をくまなく尋ねている感じがある。
 「グラン」「近江や」「さぶちゃん」の三兄弟の話が出ていた。兄弟だということしか知らなかったが,名字は木下さんというそうだ。一人が突然飲食店を始め,あとの2人が追随したらしい。

 神田古本まつりに,正味各1時間ぐらいだったが2晩通った。若い客がふだんよりずっと多いのは確かだが,古本を熱心に見ている人の平均年齢はやはり高い。
 神保町地区を離れて10か月あまり,やはりいろいろな変化がある。いちばんびっくりしたのは,神保町の交差点の南東ブロックの角にファミマができていたことである。元は回転寿司の「うみ」だった場所である。

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Nov 03, 2011

名古屋泊と武豊線

 先日,名古屋に初めて泊まった。名古屋へは何度も行っているが,いつも地下鉄で目的地へ行ってまた戻り,夜東京へ帰るということばかりで,宿泊する必要が生じたことはなかった。今回も,名古屋に朝集合だったので,6時台の新幹線に乗れば間に合ったのだが,前の晩に行っておく方が楽で確実なので,泊まることにした次第。これで久しぶりに「経県値」(→参照)が上がった。
 しかし,泊まったのは駅前で,翌日は車で名古屋の中心部を避けるようにして目的地まで行ったので,名古屋城など市内の名所を知らない状態に変わりはない。

 用事はなんとか無事に済んで,その翌日の昼前に名古屋駅に戻って解散となった。旅先で時間ができると,まず鉄道の路線図を思い浮かべるのが乗り鉄の習性である。当初の漠然とした予定では静岡県の天竜浜名湖鉄道に乗ろうかと思っていたが,もう少し早く帰れるよう,もっと短くてまだ乗ったことがないJR武豊線に乗ることにした。
 武豊線は,東海道線の新快速で14分の大府(おおぶ)から分岐し,終点の武豊まで19.3km の地方交通線で,1886年建設という古い歴史を持つ。それというのも,東海道線建設のための資材を港から運ぶために建設されたからだという。
 大府では,隣のホームにすでに武豊線の列車が入っていた。2両のディーゼルカーで,座席はクロスシートである。20分ほどの接続時間で発車し,すぐに田園地帯となる。土地は広々しているが,2つめの緒川(おがわ)では駅のそばに巨大なイオンのモールが忽然と姿を現した。Pa294766a

 しばらくすると田園は遠のいて町になり,古そうな町並みの隙間に,有人駅の亀崎,半田があった。半田駅の手前の公園に蒸機が保存されているのが見えた。東成岩(ならわ)には引き込み線や長い側線があって,貨物列車の時代を思わせる。起伏のない線路を淡々と走って,約30分で,終点・武豊着。
 天気がよいせいもあって,何もないけれど明るい雰囲気の終着駅だった。海は近いはずだが,見えない。駅前に,「高橋煕君之像」という銅像があった。昔,台風の際にこの近くで殉職した駅員の像らしい。こんな立派な銅像が作られるというのは明治か大正の話かと思ったが,後で調べたら戦後の1953年のことだという。Pa294767a

 帰りは数分歩いて知多武豊駅から名鉄に乗った。こちらは複線電化で,クロスシート車の急行が名古屋まで直通していた。

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