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Aug 18, 2012

楽器の大きさ

 昔,というのは1950年代ぐらいの話だと思うが,古道具屋で,ヴィオラが「外人用ヴァイオリン」として売られていたことがあったそうだ。当時,「外人」といえば主に西洋人で,体がでかいという固定概念が強かった。
 ヴィオラのサイズにはかなりの幅があるが,ヴァイオリンやチェロと違って,子供用の分数楽器というのは作られていないようだ。コントラバスには子供用があるそうで,ソロのコントラバス奏者ゲーリー・カーは,最初はチェロより小さいコントラバスを弾いていたという。

 こちらは1970年代になってからの話だが,大学のオーケストラの部室から楽器がいくつか盗まれたことがあった。1か月ぐらい後,部員の一人が,その中のコールアングレ(イングリッシュ・ホルン)が新宿の古道具屋の店頭にあるのを偶然発見した。
 店頭の表示は「外人用オーボエ」となっていた――てなわけはないが,ケースと共に展示してあり,ケースにかけてあった某先輩の母上手製の布のカバーがそのままだったので,一目でわかったという次第。

 他の木管楽器に比べて,オーボエは指穴の間隔が広く,人差し指,中指,薬指をかなり広げる必要がある。今は早くからオーボエを始める人も多いが,身長が150センチ近くにならないと(特にリングキーというシステムの楽器では)指穴をふさぐのが難しい。
 コールアングレは,楽器はオーボエよりずっと大きいが,穴をふさぐキーが工夫されていて,オーボエ以上に指を広げる必要はない。

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