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Sep 15, 2012

下手投げ――少数派の系譜

 相撲ではなく,野球の話である。下手投げの投手は,近年はロッテの渡辺俊介が孤高を保ってきたが,昨年,西武の牧田和久が登場し,今シーズンはすでに11勝を挙げている。(あっ,牧田は稲尾と同じ名前だったのか。)
 下手投げは,希少価値の故に強い印象を残す。私にとってその最初は南海の杉浦忠だった。昭和30年代は大勢に流されて巨人に肩入れしていたから,1959年の日本シリーズで杉浦に4連敗を喫したときは口惜しかったが,杉浦の投球は見事というほかはなかった。その翌年も,杉浦ほどの印象はないが,下手投げの秋山登(大洋)が大活躍した。その後,通算では杉浦を上回る勝ち星を挙げたのは阪急の山田久志だった。
 ネット上の「識者」によると,杉浦・秋山とも横手投げに近い下手投げだったという。なるほど,そういわれればサブマリン渡辺俊介のような地をはうような投球ではなかった。この点,牧田は渡辺に次ぐ低さのようだ。

 相撲の横綱の土俵入りでは,下手投げほど希少ではないが不知火型が少数派である。ところが,今は不知火型の白鵬が一人横綱をつとめているから,不知火型しか見ることができないという史上初の状況が続いている。
 いま日馬富士が綱取りに挑戦中だが,日馬富士が横綱になった場合,部屋の系統からすると不知火型になる可能性が高いという。

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