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October 2012

Oct 28, 2012

掲示・表示・変示

◇店主の個性――夏の思い出
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◇JRお茶ノ水駅脇の狭い空き地で
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◇あと5か月
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◇秋も深まって
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◇一部断線
 電飾の一部断線はよくあるけれど,これはちょっとヤバい。
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Oct 25, 2012

オケハシゴ  (下) カンブルラン―読響―ラヴェル

(承前)
 さて,同日夜は,6時からシルヴァン・カンブルラン指揮読売日本交響楽団の名曲シリーズ「マメールロワ」「ダフニスとクロエ」各全曲が東京芸術劇場(池袋)である。N響が4時半に終わったときは「満腹」で,夜はもういいと思っていたのだが,ちょっと寄り道しているうちに少し気分転換ができ,先日歌舞伎とオペラをハシゴした人(→参照)のことを思い出したりして,やっぱり行くことにした。
 東京芸術劇場の中に入るのは9月の「劇的リニューアル」から初めてである。新装のエスカレーターを上がってホール入口に着いたのは開演5分前で,当日券売り場に行列ができていたが,これは開演直前に売り出す学生券(1500円)のための行列だった。無事にオジサン券を買って,また3階へ。3階行きのエレベーターが新設されていた。

 後半の「ダフニスとクロエ」に比べて「マメールロワ」の管楽器・打楽器の編成は半分以下だが,弦は前半から8-7-6-5-4プルトの大編成だった。かわいらしい「マメールロワ」も,改装によってホールの残響が変わったこともあって,かなりゴージャスな響きが快い。
 「ダフクロ」全曲は,レコードでは親しんでいたつもりだったが生で聞くのは初めて。「夜明け」の部分の長い壮大なクレッシェンドも良いが,ハープのグリッサンドを加えてごく短時間にジュワッと大きくなるクレッシェンドがラヴェル特有で,生演奏ならではの快感だった。合唱は新国立劇場合唱団で,人数は多くないが充実した響き。レコードでの印象と比べて,特に前半,合唱の出番はこんなに多かったのかと思った。
 この曲は1912年初演,委嘱したのはロシア・バレエ団のディアギレフだった。今の目で見ると,こんな大編成のオーケストラと合唱を動員して委嘱新作によるバレエを上演するという贅沢が実現したのは,奇跡的なことのように思える。しかも,ディアギレフはこの翌年には「春の祭典」(もっと大編成)を初演している。第1次世界大戦直前には,冬が来る前の小春日和のような豊かさがあったということだろうか。

 蛇足: ウィンドマシーンは,あれも分類上打楽器なんですかね。見た目は「廻楽器」(!?)。

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Oct 24, 2012

オケハシゴ  (上) マゼール―N響―指輪

 前から行きたいと思ってチラシをとっておいたりしていた2つの演奏会だが,ちゃんと予定してはいなかった。しかし,CLASSICA の記事を見て,やっぱり行きたくなったのが,まず,ロリン・マゼール指揮のNHK交響楽団のC定期「言葉のない『指輪』」。
 10月20日(土),ベジフード・フェスティバルとかでテントが並び,ごった返している道を抜けてNHKホールへ。当日券は1時発売というのでその10分前に行ってみたら,並んでいたのは20人ほど。無事にNHKホールでは最良の3階サイド1ケタ列を確保した。しかもここはD席で割安。
 N響定期を聞くのはなんと14年ぶり。前回もワグナーで,H.シュタイン指揮の『パルジファル』3幕だった(これがシュタインの指揮に接した最後となった)。

 昔は土曜日のCチクルス定期は2時開演だったが,今は3時開演。そういえばチクルスという言い方もなくなった。開場が1時間前というのも昔と違う。
 ロリン・マゼールはN響へは初登場。御年82歳で,指揮台へ向かう足取りはゆっくりだが,振り始めれば(もちろん暗譜)老いてますます元気で,音楽は溌剌,しなやかだった。「言葉のない『指輪』」は,マゼールがベルリン・フィルのために編曲した『指輪』オケ名曲集で,『ラインの黄金』の序奏で始まり,すべて「順序どおり」に進んで『神々のたそがれ』の終結部で終わる。音楽にほとんど手を加えていないので,編曲というよりは選曲に近い。プログラムに記された予定では演奏時間70分となっていたが,実際には80分以上かかった。
 弦はワグナーの指定以上の9-8-7-7-6プルトで,舞台上は満員,出てくる音も壮麗・壮大・雄渾,テンポはだいたいゆっくりで,葬送行進曲など,オペラ上演だったら間が持たないかもしれない。しかしねばねば・ぎとぎとではなく,後味はすっきりしていた。

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Oct 19, 2012

酒場だより 2012/10

◇9月某日,斜め向かいにいた常連ではないおじさんが誰かに似ていた。えーと,えーと,……そうだ,カール・ベームだ。顔がベームより長細いが,特に目が似ているので,斜めから見る顔がそっくりだった。75歳の温顔のベームという感じ。

◇10月上旬某日,早くも鍋が始まった。定年後,関連の事務所で半分ボランティア的な勤務をしているMさんは,さっそくはま鍋(=はまぐり鍋)である。そういえば,昔の常連にハマさんと呼ばれている人がいた。名前が浜田さんとか浜口さんというわけではなく,はま鍋ばかり食べるからハマさんなのだった。

◇10月中旬某日,訃報が伝えられた『エマニエル夫人』の女優シルビア・クリステルの話がひとしきり。やはり知っているのは中高年で,「飛行機の中」「籐椅子」といったキーワードが飛び交った。私は,東海林さだおの漫画に「居間にいる夫人」とか「芋煮える夫人」が登場したのを思い出した。それにしても,オレより年下だったのか。

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Oct 14, 2012

言語学的考察 2012年版

タッチミーノット……走路妨害なしよ
ストロングリターン…往復コースがあれば強いかも
アルゴリズム…………論理的な馬らしい
オリオンザポラリス…オリオン座と北極星はあんまり関係ないのですが
ワイドバッハ…………幅の広い小川?
ニシキホマレ…………おいしい米を食べてます
ダルメシアン…………まだら模様なのか
ミシシッピデルタ……大河の三角州に足を取られそう
イラッシャイマセ……はい,こんにちは
アルペジオ……………華麗なる分散和音
クラッシュアゲン……なんだか衝突しそう
ジャイアン……………ドラえもんよりは強いかなあ
ヨクバリ………………うん,正直でよい
フォゲッタブル………馬名ならアンフォゲッタブルの方がいいのでは
ブリッジクライム……犯罪への架け橋?
ハワイアンウインド…あまり強そうな感じがしないけど
フレンチトースト……同上
リトルドア……………同上
イトククリ……………同上
デルマヌラリヒョン…同上 ぬらりと逃げるか
ミチシルベ……………同上 ペースメーカーか
          (2012年10月のスポーツ紙より)
 [参照: →2004年版]

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Oct 08, 2012

CD 発売から30年

 音楽CDが初めて発売されたのは1982年10月だったから,ちょうど30年を迎えた。最初のプレーヤー(CD再生デッキというべきか)は17万から20万円ぐらいだった。デジタル信号として記録された音を再生するシステムは初めてだったから,発売前には,デジタル信号であるからにはプレーヤーによる音の違いはないはずだという説が有力だったりした。
 CDを生産する工場は世界に2か所,静岡県藤枝のソニーの工場とドイツ・ハノーファーのドイツ・グラモフォンの工場しかなく,当時新譜LPレコードが2500円ぐらい(レコードは定価販売だった)だったのに対し,CDは1枚4000円ぐらいして,しかもほんの少ししかタイトルがなかったから,当初の普及の速度は遅かった。

 私がCDデッキを買ったのは2年後の84年秋だった。このころデッキはたぶん8万円,新譜CDは3200円ぐらいに下がっていたと思う。発売点数は当初よりは増えたが,LPに比べるとまだまだ少なく,オペラのCDにどんなものあるかは,だれでも頭の中に入っているような状態だった。(ちなみに,レーザーディスク(LD)はCDの1年前に発売されていた(→参照)から,特にオペラの場合はLDとの競争もあった。)
 LP vs CD の優劣についての論争も華やかで,例えば英国のレコード雑誌 Grammophone の投書欄での論争はずいぶん後まで続いた。針をとりかえなくてよいなど,CDの使い勝手の良さはもちろんあるが,私にとっては,LPではワウフラッターを抑えるのに大きなコストがかかったのに対し,CDではどのプレーヤーでも実際上ほぼゼロになり,特にピアノ曲が美しく再生できることが大きなメリットだった。一方で,CDがLPにまったくかなわないのはジャケットの迫力と,解説・対訳の見やすさである。
 その後CDの生産体制はどんどん拡充され,LPのタイトルがCDで再発売されることも多くなってきた。ビートルズのLPをCDで出せ,出さないといった今では考えられないようなやりとりもあった。私は,LPで持っているものをCDで買い直すことはしないという「掟」を設け,これは91年の引っ越しのときにLPのターンテーブルの使用をやめるときまで続けた。
  (この項続く

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