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Nov 11, 2012

[休日閑話] ローマ数字と漢数字

 日本語のフォントにはローマ数字が含まれている。これは,縦組で「縦中横」で使うために作られた全角の活字に由来するものだろう。Shift-JIS コードでは 8754(Ⅰ)~875D(Ⅹ)で,丸数字などと同様「機種依存文字」だったが,Unicode では12まで,大文字・小文字とも規格内になった(U+2160(Ⅰ)~U+2169(Ⅻ),U+2170(ⅰ)~U+217B(ⅻ))。 (昔の金属の活字は普通は 20(XX) まで揃っていた。)
 しかし,欧文では,(起源としてはラテン・アルファベットと別という説もあるようだが,印刷に関しては)普通の文字を使って数字を記すのがローマ数字だから,欧文のフォント(および昔の活字)にはローマ数字専用の文字は存在しない。通常の I V X L C D M i v x などを用いる。


 

語   vs   Chapter VI   Conclusion

 ローマ数字は別名「時計数字」ともいうくらいで,時計の文字盤によく使われる。通常のローマ数字では4は「IV」と書くが,時計に限ってはなぜか「IIII」が用いられる(たいていは,I を密集させて上下のセリフがつながった形にデザインされている)。中には「IV」を使っている時計もあるのではないかと,ローマ数字の時計を見るたびに気をつけているが,今のところ例外は見たことがない。

 数字の文字コードは日本語でも欧文でももちろん数の順になっていて,文字コードでソートすれば「第1回」「第2回」「第3回」のように,数の順になる。
 しかし漢数字は違う。漢数字をソートすると

〇 一 九 五 三 四 七 二 八 六 

という順になる。漢数字といえども普通の第一水準の漢字なので,文字コードは音読みの五十音順になっているからである。(実際には,上の「〇」は漢字ではない。)

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