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Aug 29, 2013

一休さんの橋

 いまの子供の世界でどうなのかわからないが,かつては「一休さんのとんち話」はよく知られていた。そのひとつに,「このはしをわたるへからす」という注意書きのある橋を小僧の一休さんが渡る話がある。
 しかし,子供のころこの話は,かんじんの落ちのところ,すなわち一休さんは橋の真ん中を堂々と渡って「端でなく真ん中を渡りました」というのがさっぱりわからなかった。まず,口語では「はじっこ」が普通で「端(はし)」という言葉はまったくなじみがなかったことに加えて,関東では,「橋」のアクセントは「シ」が高く,その後の助詞は下がるのに対し,「端」では「シ」の後の助詞は下がらない(平板型)という違いがあって,同じ発音という感じがしないことが大きかった。

 五十ぐらいになって,真夏のある日,京田辺市の酬恩庵一休寺に行ったことがある。一休禅師が死ぬまで住職を務め,葬られた寺で,なかなか美しい庭園があり,片隅に一休が真ん中を渡った橋が再現してある。
 一休の墓のあるところには立派な鉄の門があり,そこにはなんと菊の紋章があった。聞けば,一休さんは後小松天皇の落胤とされているのだという。つまり皇族なので,墓は今も宮内庁の管理下にあるのだそうだ。

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Comments

一休さんのお話 面白かったです。
ちなみに飛騨地方では、端と橋は同じアクセントです孫と一緒に本かDVDを見たくなりました。

また
京田辺市&酬恩庵一休寺にも行ってみたいな。皇族とは知りませんでした


わたくし四歳の男の子の孫がおります。何が好きかといいますと戦隊シリーズです。子供にとっては 強くカッコイイのに憧れ、おもちゃやを手にしてDVDにあるように 闘いごっこをすることで 強くなれる感じがするのでしょうか?

でも昔話も好きです。
寝る前の儀式でじぃじが、いつもせがまれます。面倒臭いときは適当にアレンジして、おばあさんが山にしばかりに、おじいさんは川に洗濯にと言うと『ちがうよぉ』
語り継がれる桃太郎や金太郎は凄いキャラクターと思えてなりません。

話は変わりますが、いつかテレビにて知ったことに 音楽の教科書から消えてなくなる唱歌に

桃太郎♪がありました。
鬼をやっつける歌詞が今の子供に悪影響?よくわかりません。

そのほかは
荒城の月♪で
こちらは歌詞が古めかしく難しいのが理由とか
確かに…∵…今は使われない言葉ばかりですね。
小学校の音楽の教科書にありましたし歌ったことも
私は昨日のことのように?覚えております。

もうひとつは♪ふるさと♪です。
うさぎ追いしとか
こ鮒つりしなどの
風景が今はないからの理由だそうです。
50年前の私の子供の頃も
なかったけれど、自分のじぃちゃん&ばぁちゃんの子供の頃の明治時代や父親の子供の大正時代また昭和初期までの風景だったのかな

先日母親を預けている施設で音楽療法の時間があり
お年寄りと一緒に その
♪ふるさと♪を唄いました泣けました。東北の方のことを思い 自分にはふるさとで暮らせることに感謝して…

一休さんのことから
長くなりました。
意を尽くせず失礼しました
ここらで ひとやすみ
ひとやすみ
一休さんを見習って(笑)

Posted by: 春が来たtmk | Sep 09, 2013 at 06:10 AM

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