« 岩谷時子と島倉千代子 | Main | 秋の日 »

Nov 16, 2013

闘う東京新聞

 どういうきっかけなのかは知らないが,物心ついて以来,実家では全国紙以外に東京新聞を購読していた。それでなんとなく,ないと寂しいというような感じで,今も購読している。東京新聞は,長い伝統を持つ「都新聞」を前身とする首都圏の地方紙であるが,かなり前から中日新聞の傘下にあり,実際上は「半全国紙」なっている。
 しかし,かつてはやはり地方紙的な色彩が濃く,地方版(私が読んでいたのは神奈川版)には,3月ともなると全国紙よりずっと多くの大学の合格者氏名が載っていたりした。全体に,全国紙に比べ,野党的というよりは少し離れてものを斜めに見るやじうま精神にあふれ,今もある「こちら特報部」ページのように週刊誌的な角度からの記事も多かった。
 ここ十年ほど,鉄道関係の記事が他紙より多いという印象がある。ときどき鉄道関係の署名記事を書いている記者もいて,かつて毎日新聞の記者をしていて後に鉄道関係の文筆家になった種村直樹氏を思い起こさせる。

 その東京新聞は,このところ政府・行政やメジャーな存在に対して闘う姿勢を強めている。特に,原発や特定秘密保護法案については,併読している全国紙と比べてトップ記事になる回数も多いし,内容も他紙と違う切り口で取り上げられていることが多い。親戚のやんちゃな子供がたくましく育って,頼もしい存在になったような感じがしている。

|

« 岩谷時子と島倉千代子 | Main | 秋の日 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/23118/58584818

Listed below are links to weblogs that reference 闘う東京新聞:

« 岩谷時子と島倉千代子 | Main | 秋の日 »