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Jun 01, 2014

新国立劇場 Cav & Pag/アラベッラ

 5月後半は2週連続の新国立劇場で,新制作の『カヴァレリア・ルスティカーナ』『道化師』と再演の『アラベッラ』を見た。共に高水準の上演だった。
 定番のダブルビル『Cav & Pag』は,ヴェリスモというくらいですべて南イタリア風で具象的にできているが,場所は教会前の広場ではなく古代劇場の遺跡になっている。歌手はすべて別々。『道化師』では旅回りの劇団が劇中劇を上演するが,この劇の宣伝をする場面で,劇団のメンバーが客席に降りてきて,ちらしを配布した。1階席の特権でありがたくいただいたのがこれ。せりふにあるとおり,「今夜11時」と書いてあり,新国立劇場のマークが夜空に浮かんでいる。Imgpagliacci

 新国立劇場の『アラベッラ』は,最初はウィーンから舞台装置を借りたプロダクションで紅白のケーキのような舞台だったが,2010年に青を基調にした新しい舞台になった。今回はその再演で,時代を原作より少し後の20世紀に移し,壁にはアールヌーヴォーの絵が飾られている。第3幕はホテルの中と外がつながったような作りで,階段の背景に夜空がある。ズデンカ役は男装も女装(とは言わないが)もなかなかかわいくて吉。2週続けて充実した舞台に接することができた。

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