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Apr 16, 2015

信号無視の論理

 4,5年前から,歩行者用の青信号が点滅し始めたら道路を渡らないようにしている。急ぐのが億劫だということもあるが,右折左折の車がスムーズに進行できるようにということも一応は考えている。こうした小さな「阻害」が全体としての交通の流れを悪くするに違いないと思うからだ。
 一方で,歩行中の信号無視は,絶対にしていないとあえて断言するにはなお若干の躊躇を覚えざるをえないというのが真実と言ってもよい状況である。もちろん,多くは狭い道を横断するときで,安全であることと車の通行を妨げないこと,そしてもうひとつこれは大事なことだと思うが,子供が見ていないことを十分確認している。
 昔,「赤信号,みんなで渡ればこわくない」という標語(?)がはやったころの春の夜のこと,高校の吹奏楽のOB会で飲んだあと,横浜港に近い大通りを赤信号で渡ったことがあった。7,8人の集団だった。その一人に弁護士をしている先輩がいたので,だれかが「弁護士が信号無視をしていいんですか」ときいたところ「立法趣旨を考えろ,って言えばいいんだ」との答えだった。(高校時代の熱血指導者そのままに熱血弁護士になったその人は,40歳代で旅行先のパリで亡くなってしまった。)

 今年は,5月の陽気になってから2月の気候に逆戻りした。季節が行きつ戻りつというのはいつものことだが,ここまで激しく戻るのは珍しい。
 その直前,風のないおだやかな晴天の日に,某施設内の満開の桜を,他に人がほとんどいない状態で見ることができた。「あと何回の桜かな」ということはあまり考えないが,こんな条件のよい花見は二度とできないのではないかと思った。

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