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May 2015

May 30, 2015

カバン事件始末――グアム旅行の前に

 先週末は,息子の結婚式のためグアム島へ出かけた。手続きや準備はちょっと面倒だったが,行ってしまえば面倒なことはなく,両人のごく親しい友人と家族,計18人の挙式・祝宴は,なごやかで楽しいものだった。昼間の気温は30度で,ここ数日の東京と同じぐらいだった。
 海外へ出かけるのは,2005年末にブダペスト,プラハ,ウィーンに出かけて以来9年半ぶり(→参照)。アメリカ合衆国は,昔トランジットのためアラスカのアンカレッジに降りたことがあるだけで,入国するのは初めてだった。

 その前週の金曜の夜,なじみの居酒屋Fでちょっとした事件があった。
 定量飲んで,9時半ごろ勘定をしてもらおうとしたら,席から4メートルぐらい離れたビールのケースの上に置いたカバンが見当たらない。その近くに少し似ているカバン(間違えるほど似てはいないと思うのだが)があり,聞いたら持ち主がなかったので,その近くにいた常連でない人が間違えて持って行ってしまったらしいと判明した。
 私はポケットに物を入れないことにしているので,財布もカードもすべてカバンに入っている。スマホだけはベルトにつけてあり,スイカアプリが入っているので電車に乗って帰ることはできるが,家の鍵がないので,入れるかどうかはわからない。残されたカバンを店の人がのぞいてみたところ,なんだか仕事のカバンらしい。なかったら向こうも困るだろうと思ったが,純粋に仕事用だとすると,今日は酔っ払ってしまって月曜朝まで気づかない可能性がある。
 なにもできずに待つこと30分ぐらいで,その人から店に「あと40分ぐらいで返しに行く」と電話があった。今日じゅうに解決しそうということになって,やれやれ。その後すぐにもう一度「もう少し早く着く予定」と修正の電話があった。一安心して,もう一杯飲んでいるうちに当人登場。無事カバンを交換し,お詫びの品(煎餅の詰め合わせ)をもらった。
 たぶん帰る途中で気づいて,まず店の電話を調べ,それからお詫びの品を買ってとんできたわけで,まあ律儀で行動がすばやい人なのだろう,それほど酔っていなくてよかった,などと,店のお姐さんや残っていた常連客と話をした。店を出て,どっと疲れが出た。

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May 17, 2015

白内障手術始末 (3)左の巻

(承前)
 翌週の木曜日,こんどは左目の手術である。前週とまったく同じ手順で順調に進み,無事に終了した。左目に眼帯をし,「普通の近視」になった右目だけで帰ってきた。
 翌金曜日,手術後の診察。眼帯が外れ,8日ぶりに両眼の見え方が同じになった。視力は各0.5ぐらい。外へ出ると青空と木々の緑が鮮やかで,「美しき5月」の風景が広がっていた。
 50年近くにわたってつきあってきた度の強い凹レンズを通さずに物を見ると,すべての物が大きく見える。帰りにドトールに寄って,いつものSサイズのブレンドを飲んだのだが,Lサイズよりも大きく見えた。

 視力を含めて目の状態が安定するまでには1か月以上かかるというので,それまでの間使う仮の眼鏡を翌日ぐらいに作ろうと思っていた。しかし一応想定通りの視力が出ているので,どうせ仮ならもう作ってしまおうという気になり,その日の夕方に,デパートの高級眼鏡売り場でなく,デパートに入っているチェーンの安い眼鏡屋に出かけた。(大手航空会社が格安航空会社を持つようなものか。)
 老眼は治らないが,近くのものは裸眼でよく見える。遠近両用にするかどうかはまた考えることにして,仮の眼鏡は近眼専用とし,少し度を弱くしてパソコン画面の距離のものが普通に見えるようにした。レンズはこれまでのものよりはるかに薄くなった。裸眼のときほどではないが,物がすべて従来より大きく見える。
 1日4回の目薬は両眼にさす。寝るときの保護用の眼帯も両眼になった。(その後11日目の診察を経て,目薬は2種で1日3回になった。)

 所期の目的通りもやが晴れたほか,2メートルから10メートルぐらいの距離の物がはっきり見えるようになったのが大きな変化である。家の床のゴミやほこりがよく見えるし,人の顔も鮮明に見える。鏡の中の自分の顔のしわやしみもよく見えて,「実態」なのでやむを得ないとは思うが,少々がっかりした。テレビ画面も鮮明になって,テレビやDVDが楽しくなった。
 車の運転は1か月後ぐらいからとされている。これまでも矯正視力は1.0ぐらいあったので視力としては変わらないはずだが,細かいところがよく見えてたぶん運転しやすくなるだろう。

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May 08, 2015

白内障手術始末 (2)右の巻 翌日以後

(承前)
 翌金曜日朝,診察のため病院へ。眼帯が外れる。経過は良好。視力はまだ 0.1ほどだが,もやが晴れて外の青空が明るい。手術後の薬の指示を受け,次の左目の薬を受け取る。
 帰って夕方まで休養したあと,眼鏡屋に行って,不要になった右目のレンズを外してもらう(これは期待通り無料)。その後の1週間は,左はこれまでと同じく強い近視を強い眼鏡で矯正し,右は強くない近視で眼鏡なしなので,見える物の大きさもはっきり具合も左右で違い,片目よりはましだが非常にアンバランスな状態だった。知っている場所ならなんとか歩けるが,知らない場所へは行く気がしない。(それでその翌日には,知っている店で飲んだ。)
 夜は,保護のために東京ドームの屋根のような形の金属の眼帯(ふたに直径2ミリぐらいの穴が多数あいているので,物は一応見える)をして寝た。

 手術後の目薬は1日4回で,1回に2種~5種ある。複数の薬の間を5分ずつ空けなければいけないというのがやっかいだ。3種以上のときは,キッチン・タイマーで測ったりした。最初の4日間は,飲み薬もひとつあった。しかもこのほかに,左目の準備の目薬がある。
               (つづく)

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May 06, 2015

白内障手術始末 (1)右の巻

 4月下旬に,懸案の白内障の手術をした。
 2008年に網膜の手術をしたとき(→参照)に,すでに白内障が始まっていた。その後しだいにもやもやの密度が濃くなって,たとえば天気がよく気持のいい朝に外へ出たときや,劇場の客席から休憩でホワイエに出たときに,もやが広がってよく見えないのにまぶしいという状態になった。網膜の定期的な診察に行く眼科医によれば,白内障は「不便を感じたら手術」と考えるのがよいということだったので,今年2月に相談の結果,4月に最初に右,1週間後に左を,日帰りで手術をすることにした。
 白内障は要するに水晶体が濁る病気なので,手術は,水晶体の隅に2,3ミリの穴を開け,そこから水晶体を(少し固い中心部はレーザーで破壊して)吸い出し,プラスチックのレンズを代わりにはめる,というもの。新しいレンズによって近視を治してしまうこともできるが,これまでずっと強度の近視だったので,いろいろなバランス上,「近視を残す」ことにした。ただし,強度ではなく,普通の近視になる。
 2週間前に事前の診察を受け,打ち合わせ。薬の処方をもらう。1週間前から1日4回,準備の目薬をする。
 手術は木曜日。当日は,2時間前から30分おきに別の目薬を入れた。バスに乗って,朝9時,病院へ。血圧・体温の測定以外検査等はなく,3人の看護師さん等に取り囲まれて名前と診察券の番号,右目の白内障手術であることが何度も確認された。さらに,右の手のひらにマジックインキでマーク。
 10:10にケアルームを出て,歩いて別棟の手術室へ。点眼による局部麻酔なので,医師の会話などはすべて聞こえる。まな板のコイになって,手術は正味10分ぐらい。終わって大きな眼帯をされる。10:55,こんどは車いすで,元の場所に帰着。11:30ぐらいまで様子を見て,異常がないので解放となった。帰りは付き添いが登場し,昼食・夕食を買って帰宅。
 眼帯の上から眼鏡をかけると,眼鏡の左のレンズが目から遠く,見にくい。この日のみ禁酒の指示があり,おとなしく過ごす。

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