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Jun 11, 2015

全線開通,全曲貫通

 5月30日に,震災以来不通だった仙石線の高樹町ー陸前小野が開通した。被災地域の復旧途上の鉄道に唯一乗ったのがこの仙石線で,そのときは当然「終点」の高樹町まで行って引き返した(→参照)。
 今回,復旧区間の真ん中の陸前大塚から先は高台に新しい線路が作られ,さらに,すぐ近くを走る東北本線に途中で乗り入れる新しい快速ルート「仙石東北ライン」が開通した。東北地方の鉄道については「完乗」タイトルを維持しているので,新ルートができたとなれば,乗りに行かなくては。
 これで,震災関連の残る不通区間は,山田線(釜石~宮古間),常磐線(竜田~原ノ町間46km・相馬~浜吉田間22.6km)となった。このうち,山田線区間は三陸鉄道に移管されて,2016年に一部開通となる。常磐線は,相馬~浜吉田間は2017年開通の予定,竜田~原ノ町間は両側から順次開通するが,真ん中の原発間近の富岡~浪江間が時期未定のままである。

 無料配布の情報誌『ぶらあぼ』をめくっていて驚いた。ダニエル・バレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリンが来年2月,サントリー・ホールでブルックナーの交響曲全曲(1番以降の9曲;習作の0番,00番はなし)を演奏するという。ベートーヴェンなら1日2曲,無理すれば1日3曲(例:2013年のウィーン・フィル)も可能だが,ブルックナーではそうはいかないので当然1日1曲。で,5,7,8番以外の日は,バレンボイムの弾き振りでモーツァルトのピアノ協奏曲(20,22~24,26,27番)という大型前座がつく。(→参照
 シュターツカペレ・ベルリンは1か月近く日本にいて,仙台など4都市でもブルックナーを演奏する(ほかに3都市で他の指揮者・プログラムで公演)。
 1990年の東京芸術劇場の開場のとき,ジュゼッペ・シノーポリ指揮フィルハーモニア管弦楽団がマーラーの交響曲全曲を演奏したが,このときのシノーポリは44歳の若さだった。ショルティ,マゼール亡きあと,ズビン・メータと共に不死身指揮者の系譜を継いでいるバレンボイムは,公演時73歳のはず。バレンボイムのブルックナーは若いときからかなりゆったりしていたという印象があるから,きっと長い演奏会になるだろう。1曲ぐらい聞いてみたい気はするが。

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