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August 2015

Aug 28, 2015

電気系統の事故/河口湖行き通勤快速

 8月18日夜,JR中央線の立川付近の送電ケーブルが燃えて停電し,中央線は短時間で運転再開したが,五日市線,八高線,南武線は終日運休した。ほかに,JRから電気の供給を得ている西武拝島線も一時止まった。その1週間後の8月25日の夜,こんどは東急東横線の田園調布付近のブレーカーが下りたままになったとかで,東横線,目黒線,多摩川線が3時間以上止まった。
 共に電気系統のトラブルで,しかも両方とも複数の路線に関わる場所だったために,大きな影響が出た。そのほか,27日には山手線のケーブルが燃えた。
 25日のときは,東横線が乗り入れている地下鉄副都心線に新宿三丁目から乗ろうとしたら,ちょうどダイヤが乱れ始めたところだった。東横線からの新宿三丁目止まりの電車が遅れたために,急遽次の電車のスジに乗り移ったらしく,終着にはならず東武東上線の和光市行きに変更になった。

 副都心線の北西行きは東武東上線と西武池袋線の両方に乗り入れているために,電車の種類が多く,複雑である。通常,ホームの案内には,発車予定時刻・行き先・種別(地下鉄線内および乗り入れ後の急行・普通の別)・編成(8両か10両か)が示される。しかし,ダイヤが乱れてくると,少しの遅れだと表示はそのままだが,ある程度(10分ぐらい?)遅れると,発車時刻でなく順番のみが 1st,2nd,3rd と示される。
 したがって,1st という文字が遅れの合図になっている。

 ある夕方,中央線下りホームにいたら,「通勤快速 河口湖行き」という電車が来た。そんな電車の存在を知らなかったのでびっくりしたが,時刻表を見たら,大月から富士急行に直通する通勤快速が平日夜に2本運転されているのだった。東京駅から河口湖駅までは3時間近くかかる。ほかに,大月行きも3本ある。(これとは別に,昼間,中央特快の大月行きが3本走っている。)
 対応する平日上りの通勤快速は,河口湖発というのはなくて,大月始発が2本ある。この電車のユニークな点は,高尾から新宿までの間は八王子,立川,国分寺にしか停車しないことである(新宿からは通常の快速と同じ)。

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Aug 16, 2015

歴史に日付,70年/2つの展覧会

 8月15日は,終戦から70年の日だった。
 高校までに学んだ日本史で,年代でなく日付で歴史が記述されていたのは1945年の8月6日・8日(ソ連の参戦)・9日・15日だった。戦後,8月は祈りの季節となった。

 70年といえば,短い時間ではない。たとえば,平城京がみやこだったのは実質70年だし,信長の表舞台への登場から,秀吉を経て徳川の世となり,家光によって江戸時代の体制が確立するまでがほぼ70年である。
 そして,終戦までの70年といえば,近代国家としての体裁が整い始めてから,戦争を繰り返しつつ「列強」の一員になり,ついには敗戦に至る長く重い時間である。それを思えば,戦争がなかった70年がいかに貴重なものかがわかる。

 猛暑のある日,東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館(長い名前だ)で,「旅の風景 安野光雅 ヨーロッパ周遊旅行」を見てきた(8/23(日)まで)。津和野の安野光雅美術館所蔵の水彩画110点あまりの充実した展示である。昔友人に連れられて行ったことのあるシュベービッシュ・ハル(ドイツ南部)の風景の絵があって,旧友に再会したような気がした。
 次いで,神奈川県立近代美術館鎌倉館で「鎌倉からはじまった。1951-2016 PART 2:1966-1984 発信する近代美術館」を見た(10/4(日)まで)。高校のころ以来50年近く通ったこの美しい美術館は,八幡宮との借地の期限を迎えて建物の老朽化が激しく,来年で役割を終える。

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Aug 12, 2015

Windows 10 と一般男性

 7月29日から Windows 10 への無償アップグレードが始まった。あわてる必要はないと思って少し様子を見ていたが,特に「初期不良」が起きているという話もないようなので,アップグレードが始まって1週間ぐらいたったころ,ツールバーに勝手に居座っていた「Windows 10 を入手する」というボタンを押してみた。翌日ぐらいに必要なファイルがダウンロードされて準備が整ったというので,開始ボタンを押したところ,あとは全自動で,アップグレードはあっけなく完了した。
 おもな設定はすべて引き継がれ,手動での変更は,優先プリンタが変わってしまっていたのを直したぐらいである。アプリケーションソフトもほぼそのままで動いたが,ハイレゾ音源再生ソフトだけは「異なるOS上にインストールされています」という表示が出て止まってしまった。これはネット上のFAQを見て,新しいバージョンをダウンロードしてインストールし直したら解決した。
 復活した「スタートメニュー」は,従来のものとちょっと違うがまあまあ使いやすく,やれやれ。新しいブラウザ Edge は従来の Internet Explorer とは感じが違うが,Chrome を使っていた身にはほとんど違和感なく使える。

 今朝のテレビ・新聞で,女子サッカーの澤穂希の結婚のニュースが飛び交った。こういうときにのみ登場するのが,相手を記述する「一般男性」という言葉である。ここでいう「一般」というのは,芸能人・スポーツ選手などではない,というほどの意味のようだ。一部報道によると,澤選手の相手は元Jリーガーで今もサッカー関係の仕事をしているとのことなので,元選手なら一般男性に入れてもらえるらしい。

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Aug 02, 2015

Des dur → Ges dur のマーチ

 吹奏楽は,クラリネット,トランペット,トロンボーン,ユーフォニウム,テナーサックス,チューバなどB♭管の楽器が最大勢力であり,アルトサックス,バリトンサックス(および昔はアルトホルン)などE♭管の楽器もかなりある。このため吹奏楽曲は,こうした楽器で吹きやすい♭のつく調性の曲が多い。特に行進曲は,変ホ長調(♭3つ),変ロ長調(♭2つ)が圧倒的に多く,ヘ長調(♭1つ),変イ長調(♭4つ)がこれに次ぐ。
 ♭5つの変ニ長調は管弦楽曲では非常に珍しく,よく演奏される曲では「新世界より」の第2楽章と,平行調の変ロ短調で書かれたチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番ぐらいしか思い浮かばないが,行進曲では,「士官候補生」(スーザ),「ボギー大佐」(アルフォード),「旧友」「征服者(別名ツェッペリン伯爵)」(共にタイケ)などがある。
 行進曲は,トリオで通常下属調に転調するので♭はさらに増え,変ニ長調の曲のトリオは♭6つの変ト長調になる。「征服者」を演奏したときは,E♭管のアルトサックスでも♭が2つ(トリオでは3つ)になり,おまけに速い動きの半音階が多用されていて,技術的にかなり高度な楽譜だった。
 ♭が5つ,6つになると普通の学校のバンドなどではなかなか手に負えないので,今はどうなっているのかわからないが,昔はいろいろな調に編曲した楽譜が出回っていた。私が中学・高校で最初に演奏したときの楽譜は,「士官候補生」は1音上の変ホ長調,「ボギー大佐」「旧友」は半音下のハ長調だった。ハ長調というのは,E♭管の譜面ではイ長調となり,ドとソに常に♯がつくのには慣れなくて,ボギー大佐のときなど,それはそれでけっこう苦労した覚えがある。
 逆に,管弦楽で行進曲を演奏するときには,弦楽器がスカッと鳴る#系の調に移調することがある。「星条旗よ永遠なれ」(スーザ)は原曲は変ホ長調(トリオは変イ長調)だが,管弦楽で演奏するときには半音下げてニ長調にするのが普通のようだ。

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