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Sep 17, 2015

高校理科4部作

 講談社ブルーバックスの「現代人のための高校理科」4部作を今春から読んでいる。最初に『新しい高校物理の教科書』を読み,次いで化学,地学を制覇し,いま最後の生物の巻が進行中である。
 私の高校時代というのはもう50年近く前で,内容は当然大きく変わっているが,その変わり具合は科目によってかなり違う。物理は,ニュートン力学や基本的な原子の構造の部分はもちろん不変だし,ここ10年で量子論や宇宙論の本をだいぶ読んだので(→参照),まったく未知の事項はさほど多くなかったのに対し,地学は,高校時代にまじめにやらなかったせいもあって,すべてが新鮮だった。いま読んでいる生物がこれに次ぎそうである。
 昔の感覚では,物理と化学は原子・分子の構造その他共通の要素がかなりあるが,地学と生物と物理・化学とは,互いにまったく無関係のものだった。地学は,岩石やマグマなど生物のいない世界の話だと思っていた。しかし,こんど読んだ地学の教科書には,生物に関わる記述がかなりある。それによれば,地球というのは単に生物のすむ場所ということではなく,いまの地球の構造ができあがる上で,生物というものが大きな役割を果たしているのだった。
 中でも重要なのは,海や大気に含まれる酸素をバクテリアの一種が光合成によって作り出したことである。さらに,岩石は長年かかって地中と地表の間を「循環」するのだが,その際にごく小さな生物の死骸が海底に積もり,その成分が変成岩を作ることが,この壮大な輪廻の重要な要素になっているという。
 生物の巻が終わったら,もう一度地学の巻を読んでみたい。

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 この夏覚えたことば: 「お盆玉」

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