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October 2015

Oct 25, 2015

歩数計 改め 活動量計

 歩数計をいつもつけて歩数を記録をするようにしてから来春で10年になる。この間,歩数計は2回買い換えた(→「甘い万歩計」)。その3台目はいつの間にか電池蓋がなくなり,ガムテープでふさいで使っていたのだが,9月のある日,表示が乱れるようになったので,まあ潮時だと思い,新しいのを買いに出かけた。
 売り場に行って戸惑ったのは,歩数計または万歩計(これは商標)のコーナーが「活動量計」という表示になっていたことである。見ると,どうやら,歩数はもちろん測れるが,体を動かしたことによる消費カロリーの計算に重点があるらしい。
 買って帰って,今までと同じようにズボンの前のポケットに入れるようにしたのだが,念のため説明書を見たら,それでもいいのだが,「階段上り歩数をより精度よく測定するためには胸ポケットへの装着」が推奨されていた。この階段上り歩数の計測というのも今回の新機能のひとつで,いろいろやってみたところ,確かに胸ポケットの方がきちんとカウントする。
 1か月使ってみて記録を見たところでは,今までの機械の多めにカウントする傾向や不可解な歩数の変動はなくなり,1日の平均は8500歩ほどだった。

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 0/3 という不思議な分数が,野球の投球イニング数をいうときにのみ登場する。あるイニングで,アウトをひとつも取れないで降板すると投球イニング数は 0/3 と記録されるわけだが,次のピッチャーがそのイニングの残り3アウトを取ると,その投球イニング数は 3/3 とはしないで1とされるようだ。

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Oct 23, 2015

カバンの持ち方とヒトの二足歩行

 少し前の新聞に「肩こりしづらいカバンの持ち方」という記事が出ていた。それによると,ポイントは前後のバランスを保つ,つまり顔が体より前に出ないようにすることで,いちばん肩こりの悪化につながりやすいのは肩掛けカバン,マシなのは手に持つタイプだという。長年肩に掛けるカバンを使っていたが,さっそく,ストラップを使わないで手に持つようにすることにした。
 その記事にはさらに,手持ちのカバンは「親指と人差し指に力を込め,他の指は添えるだけ」にするのがよいとある。これはやってみて理由がわかった。こうするとカバンの重心が体の真横よりわずかに後ろにきて,背中が丸くなりにくいのだった。しかも,このように持つと親指と人差し指に負担がかかるので,しょっちゅう左手と右手の間で持ち替えることになり,左右を均等に使うことにつながる。

 人間の腰痛というのは,元をたどれば二足歩行が原因だという。といわれても,二足歩行はやめるわけにはいかないが。
 赤ん坊が立って歩くようになるのを見ていると,大部分の人が二足歩行という高度な技術を習得できるというのは不思議なことだと思ってしまう。脚がすらっと細い女性が軽やかに歩くのも,曲芸を見ているようだ。
 ついでにもうひとつ,ヒトのお産は哺乳類でいちばん「難産」なのだが,これも二足歩行が原因だという。

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Oct 15, 2015

二期会『ダナエの愛』

 10月某日,東京二期会オペラ劇場のリヒャルト・シュトラウス『ダナエの愛』を見た。舞台上演の日本初演である。当初,他の用事と重なっていたのだが,これを逃すともう二度と見られないと思っていろいろやりくりして,行くことができた。久しぶりに東京文化会館でのオペラで,席は3階Rの舞台寄り。3列目だが舞台は非常に見やすく,お買い得の席だった。
 リヒャルト・シュトラウスの初めてナマで見る演目は,2004年の『エジプトのヘレナ』,2007年の『ダフネ』(いずれも二期会)に続いて今世紀3つめである。このうち,『ダフネ』のときは,チケット購入の電話でうっかり「ダナエのチケットをお願いします」と言って,係のお姉さんを絶句させてしまった。今回はネットで申し込んだので,前回の絶句のお詫びはできなかった。
 物語は2つのギリシャ神話のエピソードの合成で,クリムトの絵でおなじみのダナエと,英語にもMidas touch(金もうけの才能)という慣用句をもたらしたミダス王が主人公で,これに,「指輪」のヴォータンと同様,全能の神であるはずだが人間の選択をコントロールできず,やがてさすらい人となるユピテルが加わる。
 音楽は,もう言われなくてもリヒャルト・シュトラウスとわかる芳醇な音がとめどなくあふれてくる。指揮は準メルクル,豊麗かつきらきら。なにしろ黄金の雨が降るのだし。歌はみな高水準だが,特にユピテルの大沼徹。豊かな声でスケールが大きい。

 公演の翌週,このオペラで副指揮者をつとめたK氏と,あるパーティーで話をする機会があった。「ダナエの愛,見ました」「何日の公演ですか」「2日目です」「ああ,それじゃ大沼さん,良かったでしょう」といった具合で,K氏がまず話題にしたのが大沼さんだった。

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 9月月9日・10日の豪雨で大被害を受けて一部がずっと不通になっていた東武宇都宮線が10月7日に,関東鉄道常総線が10月8日に,それぞれ運転を再開した。ただし,常総線の水海道―下妻間は元の3割程度の本数だとのこと。

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Oct 08, 2015

神保町「徳萬殿」が閉店

 久しぶりに神保町のニュースをひとつ。古い中華料理店「徳萬殿」が10月10日に閉店するという。9月23日ごろ貼り紙が出たとのこと。
 徳萬殿には,入社して間もなくの1973年ごろから行き始めた。当時のこの店の特徴は「集中管理方式」である。店の中央にある板張りのブースに,高名な言語学者と同姓同名の店主が陣取り,会計をしながら,各テーブルからの注文を取りまとめて「(次は)タンメン3つ」「チャーハン4つ,ひとつ大盛り」といった具合に厨房の麺類担当者と炒め物担当者に指示を出すのだった。慣れた客は,店主に「(今なら)何が早い?」と聞いて次に作るものに「便乗」していた。
 70年代終わりごろだったか,店主の姿が見えないなと思ったら,ブースに某大学病院の名と部屋番号が連絡先として貼ってあるのが見えた。店主は結局,店に戻らないまま亡くなった。その後,店は大改装が行われ,経営者が変わったとみえて店名を維持したまままったく違うメニューになっていたが,2,3年して再び経営が変わったのか,元のメニューがほぼ戻ってきた。
 ここの名物は炒め物で,まずは「ウーシャンロー(五香肉)」である。ウーシャンというスパイスは今はスーパーにあるが,かつては普通には知られていなくて,徳萬殿でしか味わえない味だった。ウーシャンローを初めとして1人前の分量は多く,90年代にぐらいにメニューにあった「ほうれんそう卵炒め」は,1人前にほうれんそう1把以上(たぶん)を使っていた。中年になってからは昼食に炒め物を食べるとき,ご飯は半ライス(小さい茶わんに山盛り)にしていた(普通ライスは小どんぶり)。
 またひとつ,神保町の古い店が姿を消す。

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