« December 2015 | Main | February 2016 »

January 2016

Jan 27, 2016

カラスにやられた

 今月になってから3回,収集日の朝に家の前に出したゴミがカラスに襲われた。それも,燃えるゴミのうちの生ゴミが入った袋だけを選んで,つついて穴を開け,容器から中身を出し,食べ物を食い散らかすのだった。
 ゴミは朝8時までに出すことになっているので,いつも7時半ごろに出すのだが,3回とも出してすぐやられたようだ。8時以降になると人通りが多くなるし,ゴミの収集作業が始まる。カラスはどのようにして情報収集をしているのかわからないが,この地域の燃えるゴミの日(週2回)を知っているに違いない。
 普通は他人が入ってこない場所に,ポリ袋などが落ちていることがある。これもどうやらカラスの仕業らしい。

 「カラスなぜ鳴くの」と聞くと次は「カラスの勝手でしょ」と続くようになってから何十年かになる。ほかに思い出すのは英会話学校のテレビCMで,「かーらーすー」と歌い始めた男が,学校のビルに入ったとたんに「Why do you cry」と英語に切り替えるのがあった。―― cryではないだろう。

 去年,バレーボールの試合を見ていたら,チュニジアの選手にカラモスリという名の人がいた。――ひつまぶし現象。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

Jan 18, 2016

スマホの交換/新国立劇場の次シーズン

 12月後半ぐらいから,1年半使っているスマホの電池の持ちが悪くなった。最初に気づいたのは,夕方Suicaアプリで電車に乗り,降りて改札を出ようとしたときで,少し前まで確か電池はまだ40%ぐらいあったはずなのに,画面が真っ暗になっていた。有人改札に出頭すると,駅員さんは「落ちてすぐなら読めますから」といって機械にかざし,精算はできたが,「電池残り2%」という表示が一瞬出てまた消えてしまった。
 以後も,直前まで40%ぐらいあった電池が急に切れるということがときどきあって,近く電池を替えないといけないのだろうなと思っていたのだが,10日ぐらい前のこと,昼前に電池切れになったので,こりゃだめだと観念した。
 ケータイショップに行ったところ,「この機種は電池だけの交換ができないので,しばらく預かって「修理」するか,機械を交換することになる」という。たかが電池劣化なのにばかばかしい話だなあと思ったが,やむを得ず交換することにする。保守契約があるので料金は3000円也。夜になって指定のセンターに電話したところ,新しい同型機が翌日送られてきた。
 紛失などと違って前の機械が手元にあって,しかも充電すれば数時間は使える状態だったので,ICカードを抜き差ししながら作業ができたが,それでも,あまり要領が良くないマニュアルを見ながらデータのバックアップと移行を終え,なんとか元の状態にするのに3時間ぐらいかかった。スマホはますます便利になる一方で,高度化していろいろ面倒が増えているのも事実だ。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 15日に,新国立劇場の2016―2017シーズンの予定が発表になった(→参照)。昨年10月に始まった「指輪」の新シリーズの『ワルキューレ』がシーズン始めに,『ジークフリート』がシーズン終わりにある。その他の新制作は『ルチア』(17年3月)。
 ワグナーの大作2曲があるからだろうが,今までずっと1シーズン10演目だったのが9演目になった。これも指輪の呪いか。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

Jan 12, 2016

世の中でいちばん恐ろしいもの

 子供のころ読んだ日本の昔話集に「古家のもり」という話があった。
 ある雨の夜,泥棒が古い家の天井裏に忍び込んだところ,住民の老夫婦の会話が聞こえた。「この世でいちばん恐ろしいものは?」「なんといっても古家のもりだな」「こんな夜は,来るかもしれん。ああ恐ろしい」 「もり」は「漏り」で,雨漏りのことなのだが,泥棒は何か魔物でも来るのかと思ってあわてて退散した,という話である。
 当時の家は非常に古い木造だったが,さすがに雨漏りがして困るということはなかったので,読んでもぴんとこなかったけれど。

 大人の男にとって日常生活で遭遇する可能性のある「いちばん恐ろしいもの」は,痴漢の冤罪である。防衛医大の先生の裁判の例を見るまでもなく,痴漢は反証がきわめて難しい。居酒屋での知り合いが,痴漢にされて(本当に冤罪かどうかはわからないが)結局仕事を辞めざるをえなくなったと聞いたこともある。
 今の私は無職になって失うものはあまりないが,混んだ電車の中では本を両手で持つ(または片手は吊革をつかむ)ようにしないと,という感覚は今もある。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ソプラノの中沢桂さんの訃報が新聞に出た。私がよく見ていた70年代から80年代にかけての二期会を支えた歌手である。当時,ルチアをちゃんと歌える日本人は他にほとんどいなかったのではないだろうか。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

Jan 07, 2016

偉大なるピアニストたち 12/44

  ~~~~ あけましておめでとうございます ~~~~

 今年3月で開設からまる12年を迎えるこのブログを,今年もよろしくお願い申しあげます。

   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 年末に,アラン・ロンペッシュ『偉大なるピアニストたち――ラフマニノフ,コルトーからアルゲリッチ,ポリーニへの系譜』(ヤマハミュージックメディア)を読んだ。採りあげられているピアニストは副題にあるような44人だが,名前すらほとんど知らない人も10人近くいた。凝った表現の翻訳に苦闘している訳者には同情に堪えないけれど,結果として読みにくく,名前になじみのない人の部分は斜めに読み飛ばした。
 圧巻,というより圧別巻というべきは,CD-ROM(オーディオCDでなく)が2枚ついていて,37人の演奏のmp3ファイルが収められていること。人により長短さまざまだが,長いソナタや協奏曲全曲もあって,総演奏時間はなんと15時間半以上になる。
 44人のうち,ナマで聞いたことがあるのは,ヴィルヘルム・ケンプ,クラウディオ・アラウ,ルドルフ・ゼルキン,ヴラド・ペルルミュテール,スヴャトスラフ・リヒテル,エミール・ギレリス,アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ,アルフレッド・ブレンデル,マルタ・アルゲリッチ,マウリツィオ・ポリーニ,ダニエル・バレンボイム,ラドゥ・ルプーの12人。このうちリサイタルを聴いたのはケンプ,リヒテル,ブレンデル,ポリーニ,ルプーの5人で,他は協奏曲で聞いた。
 もともと吹奏楽→管弦楽育ちで,ピアノ音楽をよく聞いていたのは社会人になってから10年間ぐらいだったが,主にその間に,前々世紀生まれのケンプを含む巨匠たちに接することができた。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

« December 2015 | Main | February 2016 »