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Apr 02, 2016

また思い出が加わったチャイコの5番

 昨年夏,久しぶりに会った先輩に誘われて,某アマチュア・オーケストラに入団した。定期的なオーケストラ活動(オーボエ)には12年ぶりの復帰である。
 今年3月は珍しく3つも本番があったが(そのひとつは →参照),その最後がこのオケの演奏会だった。メインの曲はチャイコフスキーの交響曲第5番で,これだけの大曲の目立つパートを吹くのは20数年ぶり。昔より楽に音が出るようになっていたつもりだったが,本番では唇の短期的な疲労がたまって,四苦八苦というほどではないにしても三苦六苦(?)の部分もあった。
 全体としては演奏は無事に進んだ。事件が起きたのは第4楽章,第2ヴァイオリンの年配の女性が意識を失ったのである。近くの男性奏者2人(うち1人は幸いにも医師)が抱きかかえて袖に引っ込み,救急車を呼んだ。救急車が来る前に意識が戻り,病院へ搬送されたが,結果としては無事だったとのこと。
 というのは後から聞いたことで,アレグロでどんどん進行して休みの少ない楽章なので,こちらは譜面から目を離す余裕はなく,最初は何が起きているのかはわからなかった。ヴァイオリンの弦が切れたときには奏者が演奏中に出入りする手はずになっているが,それも実際に見たことはない。担ぎ出しているのが見えて,ああ具合が悪くなったんだなと思った。
 昨年秋に出演した演奏会では,来場者が開演前に倒れたということがあった。しかし,出演者の舞台上での急病は,かれこれ半世紀近くオーケストラの本番に出演しているが,初めての経験だった。

 チャイコフスキーの交響曲第5番というと,昔のある事件を思い出す。これについてはこのブログで前に書いた(→参照)が,今回その記事を読み直したら,ひとつ間違いを見つけた。この曲のティンパニは,2個でなく3個使うのだった。とすると,「事件」のあと,どうやってしのいだのだろう。

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Comments

第4楽章は2個では演奏出来ませんね。違う音を出したか、どれか音を出さなかったかでしょう。
http://petrucci.mus.auth.gr/imglnks/usimg/a/ae/IMSLP38803-PMLP02739-Tchaikovsky-Op64.Timpani.pdf

Posted by: P.O. | Apr 02, 2016 at 01:14 PM

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