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Jun 03, 2016

演奏家からの転身

 バルトーク(1881-1945)については,1905年,パリで開かれたルビンシュタイン音楽コンクールのピアノ部門に出場したが,ヴィルヘルム・バックハウス(1884-1969)に敗れたので,ピアニストになるのをあきらめて作曲家に転身した,という話が知られている。2位だって立派なものなのになぜ,と思うが,当時はコンクールの数も少なくて,「次の機会」というのがなかったということもあるのだろう。しかしまあ,このおかげで,「管弦楽のための協奏曲」「ヴィオラ協奏曲」を初めとする20世紀の名曲を聞くことができる。
 わりと最近 Wikipediaの「バルトーク・ベーラ」の項目を見て知ったのだが,1905年のコンクールでは,作曲部門にも参加したが入賞できなかった(奨励賞第2席となった)とのこと。もし8歳上のラフマニノフのように二刀流を貫いていたらどうなっていただろう。

 シベリウス(1865-1957)はヴァイオリニストを志したが,こちらは激しいあがり症のため演奏家をあきらめたという。しかしそれなら,ソリスト以外の道がありそうに思うが。
 あがり症ではなさそうだが同じくヴァイオリニストになるのをやめたのが,さだまさし。東京芸大付属高に落ちて進路変更した。

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 昔,音楽会場で,後ろの席からベートーヴェンの「そうげんみさ」という言葉が聞こえてきて,思わず振り返りそうになった。なんだか,草原で演奏するみたい。

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