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August 2016

Aug 26, 2016

オリンピック中のスポーツ紙

 当ブログ開設以来,4回目のオリンピックが終わった。大会2日目から閉会式の前日まで毎日買っていたスポーツ新聞を見ると,大会の初めのころにメダルをとった競泳や重量挙げは早くもかなり前のことになってしまった。
 名場面はたくさんあったが,いちばん印象的だったのは女子レスリングの1日目の3人連続の逆転金メダル(前回参照)。次いで,女子バドミントンのダブルス高橋・松友の金メダル,陸上男子400メートルリレーの銀メダル。

 期間中,スポーツ紙の1面がオリンピック以外の記事になったのは,ひとつはイチローの大リーグ3000本安打の日(9日)で,スポーツ紙だからこれは当然。しかしこれに加えて,14日のトップ記事はSMAP解散のニュースだった。さらに翌日も,たまたま金メダルのニュースがなかったせいもあるが,SMAPだった。ほとんど関心がないから簡単に言ってしまうが,25年もよく続いたものだ。
 ビートルズの例を見るまでもなく,すべてのグループ活動には終わりがある。だから,『バンド臨終図鑑』(2010,河出書房新社)という「専門書」さえ編まれているのである。

 プロ野球は,セリーグ首位広島が2位巨人との天王山に2勝1敗と勝ち越し,9ゲーム差となった。その前の段階で一時4.5ゲーム差まで迫られていたが,その後踏みとどまって,余裕を持って戦えたのが大きい。
 これに対してパリーグは,最大11.5ゲーム差をひっくり返して日本ハムが首位になった。メークドラマになりそうな勢いである(→参照)。

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Aug 21, 2016

珍しい名字3人の金メダル

 オリンピック後半のメダル有望種目はレスリング。18日の女子レスリングは,3階級連続で日本選手が逆転勝ちで優勝した。時間ぎりぎりでの逆転というドラマが3つも続き,あまりにもうまくいったので,レスリングの女神が「もういいだろう」と思ってしまわないかなと恐れていたら,翌日は不敗を誇った吉田が決勝で敗れてしまった。(その後,63kg級で金メダルをとって,結局日本は6階級中,4階級で金メダルを獲得した。)

 ところで,1日目の金メダルは,登坂(とうさか)伊調(いちょう)土性(どしょう)という非常に珍しい名字のトリオだった。伊調さんという人はこの伊調馨選手しか知らないし,登坂さん,土性さんという名字は今回初めて聞いた。名字由来net などの情報によれば,この中で一番珍しい(人数が少ない)名字は伊調で,以下土性,登坂の順だという。
 珍しい名字でも,五郎丸選手の場合のように,1人有名人が出れば皆が知っている名になるのがおもしろいところだ。同じくラグビーの桑水流(くわずる)選手というのも五郎丸以上に珍しい姓で,第一,知らなければ読めない。
 プロ野球で珍しい姓というと,思い出すのは東映フライヤーズ(という球団が昔あった)の毒島(ぶすじま)である。国語で狂言「附子」を習ったとき,なるほど「ぶす」は「毒」なのだなと思った覚えがある。次いで印象的なのは,掛布(かけふ)。湯桶読みである(掛布については →参照)。稲尾というのも名字としてはけっこう珍しいらしい。「稲」も「尾」も名字によく使われる字なので,ちょっと意外だった(稲尾については →参照)。
 いまの選手で珍しい姓というと,共に広島の下水流(しもずる)(そよぎ)の2人だろう。

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Aug 14, 2016

銀か銅か――オリンピック点描

 トーナメントの場合,銀メダルだと負けて終わるのに対し,銅メダルだと,3位決定戦がある場合,勝って終わることになる。どっちが悔しいのか,うれしいのか。オリンピックの柔道で,銅メダルをとって悔しいという選手が多かったが,決勝で負けて銀メダルだったとしたらどうだったのだろう。同時に体験することはできないことで,比較のしようがないけれど。
 もし3位決定戦なしで2者とも3位とすれば銅メダルでも負けて終わることになり,その点は銀メダルと同様になる。とすれば,3位決定戦不要論にも「合理性」があると言える。
 一方で,トーナメントではないが,ボート競技などでは実に律儀に「16-24位決定戦」などが行われる。
    (参照 →トーナメント理論

 オリンピックはいつも,種目数の多い柔道・競泳が日程の前半にあって,アテネ大会ぐらいから,日程の前半に日本のメダルが量産されるようになった。
 中でも柔道は,今回のリオデジャネイロ大会は男女合わせて14階級中12階級でメダルを獲得した。柔道が正式競技になったのは前の東京大会のときで,このときは男子のみでわずか4階級(体重別3つと無差別級)だった。
 競泳は,アテネ大会以降,メダルがとれる競技になった。大部分の競技の決勝に日本選手が残っているという風景は,昔はまったく見られなかった。
 大会前はあまり話題になっていなかった「伏兵」は,前回ロンドンではアーチェリー,今回はカヌー。メダルには届かなかったが,格上チームを次々と破ったのは7人制ラグビー。

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Aug 11, 2016

メークドラマの「悪夢」

 今季のプロ野球,パリーグは早い時期からソフトバンクの独走となり,セリーグも,最初は混戦が続いていたが7月からは広島が独走し,両リーグとも2位と一時11ゲームの差がついていた。
 広島と2位の差が10ゲームになったとき,長年の広島ファンの知人に「もう大丈夫ですね。2位以下は勝手につぶし合ってるし。」と言ったところ,彼はちょっと困ったような顔をして,「いや,広島はね,10ゲームじゃ全然安心できないんですよ。なにしろ,Gの“メークドラマ”のときに負けたのは広島ですから。」という。
 そういえばそうだった。当時は野球をそれほど熱心に見ていなかったので詳細は忘れていたが,1996年のセリーグは,長島巨人がずっと首位だった広島との最大11.5ゲーム差をひっくり返して優勝し,茫然とするほかなかった。
 今年,彼の心配どおりその後差が縮んで,10日現在4.5ゲーム差。23日からの広島・巨人三連戦が天王山となりそうだ。パリーグはもっと縮んで3ゲーム差になった。

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 オリンピックの男子 200m 平泳ぎの金メダルはカザフスタンの選手で,表彰式で流れた国歌は,ちょっとエキゾチックな短調だった。考えてみると,「君が代」も,旋律は短調でも長調でもない旋法によっているが,和声は短三和音が中心で,西洋音階に慣れた耳には短調のように聞こえる。

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Aug 09, 2016

4回目のオリンピック

 このブログを始めたのが2004年春,その年の夏にアテネ・オリンピックがあった。以来,北京,ロンドンと来て,4回目の夏季オリンピック,リオデジャネイロ大会が始まった。
 リオデジャネイロとの時差は12時間でわかりやすい。現地で午後の競技は日本では未明になってしまうが,夜の競技は朝の比較的見やすい時間になる。ブラジルは夜更かしのようで,水泳の決勝などはいずれも夜10時過ぎからである。
 大会2日目から,オリンピックの時の恒例で,スポーツ新聞を買っている。しかし,おお金メダルと喜んだ後買いに行っても,出ているのは当然24時間ぐらい前の結果である。

 例によって開会式前に始まったのがサッカー。今回,女子は出られなかったし,男子もロンドンの時のような快進撃はできていないが,コロンビアと引き分けて何とか望みをつないだ。
 今朝は,男子体操が団体で金メダル。最後の方だけ生で見ることができた。一昨日金メダルをとった水泳・400メートル個人メドレーでの萩野公介のときもそうだったが,今回の「君が代」はやたらテンポが遅い。

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