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Nov 08, 2016

水戸芸術館で25年前を思う

 某平日,初めて水戸芸術館へ行った。見たのは,現代美術ギャラリーの「クリストとジャンヌ=クロード アンブレラ 日本=アメリカ合衆国1984-91」という長い名の展示。ありがたいことに65歳以上は無料だった。1991年秋に,茨城県の常陸太田の川沿いに青い傘を1340本,米国カリフォルニアに黄色い傘を1760本立てたクリストの「アンブレラ・プロジェクト」にまつわる資料の展示である。
 私は25年前のこのプロジェクト(→参照)を,水郡線に乗って常陸太田まで見に行った。その後カリフォルニア会場で傘が風で倒れて死者が出る事故があってプロジェクトは予定より早く終わった上に,会期中天気が良くない日が多かったのだが,私が行った日はよく晴れて青い傘が山の緑に映え,まさに一期一会の体験だった。
 そのときのように,水戸はよく晴れていた。常磐線からも見える芸術館のシンボルの塔に登った。潜水艦のような丸い窓から那珂川が見えた。塔内のBGMは,芸術館を本拠地とする水戸室内管弦楽団の演奏だった。
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 帰りのバスの中の宣伝がちょっとおもしろかった。いわく「東大,医学部,早慶上智,偏差値40からの逆転合格は,………○○塾。筑波,茨大も○○塾。」 逆転専門らしい。


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