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Nov 17, 2016

さいたま芸術劇場でバッハ・コレギウム・ジャパン

 11月12日,彩の国さいたま芸術劇場(与野本町)でバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)のバッハ「ロ短調ミサ」を聞いた。ここは,大ホールと別に「音楽ホール」があり,当日は会場の音楽ホールの正面入り口は「楽器保護のため」閉められていて,脇のほうから入るようになっていた。
 BCJを生で聞くのは初めてで,定員600人のホールで合唱とピリオド楽器のオーケストラを聞くのは,まことに贅沢な経験だった。合唱(ソリスト5人も合唱に加わる)が25人,オケが24人。オケは,ピリオド楽器だからどうこうということをまったく超越して,みなもちろん自在に自然に演奏していたが,特に素晴らしかったのは通奏低音のチェロ(エンドピンなしで足で挟んで弾く)2人とヴィオローネで,3人ぴたりと一緒に,全体を支えていた。
 合唱は,清澄でかつまっすぐ訴えかけてくるような強さがある。各声部が2つに分かれて最大8声部の二重合唱になるが,全体としては5部合唱の部分が多く,これに応じてソプラノは左端と右端に分かれていた。アルトのソロは男性(カウンターテナー)で,合唱のアルト7人のうち,このソリストとあともう1人が男性だった。

 さいたま芸術劇場は,蜷川幸雄(今年5月に死去)の劇場でもある。駅からの通りを曲がって劇場へ上がっていく道の左側の歩道の柵には,蜷川と,蜷川のシェイクスピア等に出演した俳優たちの手形が飾られていた。
 帰りに暗くなって知ったのだが,反対側(劇場に向かって右側)の歩道の路面には,シェイクスピアの名台詞を書いたガラスがはめ込まれていて,下からライトで照らされているのだった。

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