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Apr 11, 2017

同時に閉まる狭いサークルのズボンとブラ

 電車に乗ったと同時に扉が閉まったりすると,昔 simultaneous という語を「同時に閉まれば“閉まるテイニアス”」などと言って覚えたことを思い出す。もっとも,少なくとも米語では,「シマル…」より「サイマル…」という発音の方が優勢のようだ。

 米国の高校を卒業した知人(日本人)によると,数学の先生が semicircle(半円)を「セマイサークル」と発音するので,なんだか「狭い…」と言っているような感じがしたという。確かに円全体より狭いが。
 接頭辞 semi- の発音は「セマイ…」より「セミ…」が優勢だが,米国西部では「セマイ…」もけっこう多いらしい。

 英語で不思議なことのひとつは,ズボン(trousers,pantsなど)が1着でも複数形を使い,「1着,1本」というときは a pair of trousers などというということである。靴下,手袋ならまったく不思議はないし,眼鏡だったら,確かにレンズが2つ並んでいて a pair という感じがする。しかし,長ズボンのほかに,半ズボン,ショートパンツや(下着の)パンツなど,どうみても「一体不可分」なものまで複数形というのは,なんとも奇妙だ。
 はさみの類はこの中間で,普通の裁ちばさみなら,バラせないにしても2本の刃がはっきりしているから複数形というのもわからないではないが,やっとこ(pincers)やペンチ(pliers),さらにはピンセット(tweezers)となると理解しにくい。
 前に,職場の同僚(日本人男性)が,米国人女性と仕事をしているときにそんなことが話題になり,「ブラジャーは a pair of... って言わないんですか。形は眼鏡と同じじゃないですか。」と言ったところ,その女性は「確かに変ね」と言って笑い転げていたという。

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