« 春キャベツ/駿河台下交差点 | Main | 珈琲店と喫茶店/交流中 »

May 30, 2017

聖母子像

 「大エルミタージュ美術館展」を見に行った(六本木・森アーツギャラリー)。エルミタージュ美術館の基になるコレクションを始めたのはエカテリーナ2世で,展示の最初にエカテリーナの大きな肖像があった。夫である皇帝をクーデターで追い出して自ら皇帝になった女傑エカテリーナだが,この肖像は比較的穏やかな表情だ。
 展示の英語タイトル Old Masters from the State Hermitage Museum のとおり,中心は16~18世紀の作品。収集された作品群の質の高さはさすがである。
 クラーナハの「林檎の木の下の聖母子」もあった。これまで聖母子の絵をいろいろと見てきたが,いつも思うのは,「子」のイエスがやたらと大きいこと。もちろん,東方三博士来訪の場面などでなければ生まれてすぐの姿でなくてもいいわけだが,このクラーナハのは特に大きくて,どう見ても3,4歳だ。それなのに裸なのは,一応は赤ん坊ですといいたいのだろう。たしかに,正直に乳児として描いたのではサマにならないのだろうが,もう少し幼い「子」の聖母子像があってもよさそうに思う。
 オペラ『蝶々夫人』の幕切れに登場する蝶々さんの子供は2歳のはずだが,舞台に出てくる「子役」はやむを得ず5歳ぐらいのことが多いのを思い出してしまう。

 やんごとない方がらみのニュースに先ごろ登場した男性の姓名を見て,小室等+小椋佳みたいと思った人は多いだろう。ただし,小椋はペンネーム・芸名で,かつ名はにんべん付きの「佳」である。

|

« 春キャベツ/駿河台下交差点 | Main | 珈琲店と喫茶店/交流中 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/23118/65347826

Listed below are links to weblogs that reference 聖母子像:

« 春キャベツ/駿河台下交差点 | Main | 珈琲店と喫茶店/交流中 »